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ベンツGLCが気になってカタログを見たら839万円から。でも、実際に払う金額はいくらになるのか気になりますよね。
結論から言うと、乗り出し価格は「車両本体価格+オプション+税金と諸費用」です。
いちばん安いCoreでも、オプションと諸費用を足すと900万円前後を見ておくと安心です。この記事では、グレード別の総額の目安を表で比べられます。
乗り出し価格は何で決まる?
乗り出し価格は、車を走らせるまでに払う合計金額のことです。
カタログの価格はあくまで車両本体の値段で、そこに登録の費用や税金が乗ってきます。ざっくり分けると3つです。
- 車両本体価格(グレードとボディで決まる)
- メーカーオプション・販売店の付属品(選び方で大きく変わる)
- 税金・保険料・登録の手数料(諸費用)
このうち、税金と自賠責保険は法律で決まるので、どの店で買ってもほぼ同じです。差がつくのは、オプションと付属品、それに販売店の手数料なんです。

見積書の項目ごとの見方はベンツGLCの見積もりの見方で詳しく見ています。
まずは車両本体価格をグレード別に
出発点になる車両本体価格です。2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、出典はメルセデス・ベンツ日本の公式発表です。
| グレード | SUV | クーペ |
|---|---|---|
| GLC 220 d Core | 8,390,000円 | 8,870,000円 |
| GLC 220 d Sports | 9,300,000円 | 9,600,000円 |
| GLC 220 d Sports ドライバーズパッケージ | 9,826,000円 | 10,126,000円 |
| GLC 350 e スポーツ エディションスター | 10,360,000円 | 10,700,000円 |
| メルセデスAMG GLC 53 4MATIC+ | 12,750,000円 | 13,180,000円 |
| メルセデスAMG GLC 63 S E PERFORMANCE | 18,440,000円 | 18,750,000円 |
350 eとAMG GLC 63は2026年3月時点の価格で、9月の改定が反映されているかは販売店で確かめてください。AMG GLC 53は2026年9月18日に発売されたモデルです。
クーペは同じ仕様のSUVより30万〜48万円高くなります。ボディ選びの違いはGLCクーペとSUVの違いで比べています。
税金はいくら乗ってくる?
『輸入車だから税金も高いのでは?』と思う方もいるかもしれません。
実は、輸入車でも税金の計算は国産車と同じです。排気量と車両重量で決まるので、ブランドで上乗せされることはありません。
| モデル | 総排気量 | 自動車税(年額) | 重量税の区分 |
|---|---|---|---|
| GLC 220 d(SUV・クーペ) | 1,992cc | 36,000円 | 1.5t超2.0t以下 |
| GLC 350 e | 2.0L以下 | 36,000円 | 販売店で確認 |
| メルセデスAMG GLC 53 | 3.0L | 50,000円 | 2.0t超2.5t以下 |
新車の自動車税は、登録した翌月から3月までの月割りで払います。GLC 220 dを10月に登録すると、11月から3月の5か月分で15,000円です。
重量税は、クリーンディーゼルやPHEVの減税の扱いで金額が変わることがあります。ここは見積書に載った数字で確かめるのが確実です。
AMG GLC 53は税金と燃料の種類も違う
同じGLCでも、メルセデスAMG GLC 53は3.0Lなので自動車税の区分が上がります。新車で10月に登録すると、月割りは11月から3月の5か月分で約20,833円です。
燃料も違います。GLC 220 dは軽油ですが、350 eとAMG GLC 53は無鉛プレミアム(ハイオク)です。
『乗り出しの差だけ見て決めたら、あとの燃料代が思ったより高かった』ということも。燃費はWLTC総合で220 dのSUVが18.1km/L、AMG GLC 53のSUVが10.6km/Lなので、毎月の燃料代も大きく違ってきます。
自賠責保険料、検査登録や車庫証明の手数料、納車費用、リサイクル料金なども乗ってきます。手数料は販売店ごとに金額が違うので、見積書の行ごとに比べてみてください。
グレード別の乗り出し価格の試算
ここからは、実際にどれくらいになるかを試算してみます。
諸費用と付属品は、買い方と販売店でかなり変わります。
ここでは計算しやすいように、諸費用と付属品をまとめて「仮に50万円」と置いています。実際の金額は見積もりで確かめてください。
| 仕様(SUV) | 車両本体 | オプション | 諸費用・付属品(仮) | 乗り出し試算 |
|---|---|---|---|---|
| Core(オプションなし) | 839万円 | 0円 | 50万円 | 約889万円 |
| Core+AMGラインパッケージ | 839万円 | 75万9,000円 | 50万円 | 約965万円 |
| Sports | 930万円 | 0円 | 50万円 | 約980万円 |
| Sports ドライバーズパッケージ | 982万6,000円 | 0円 | 50万円 | 約1,033万円 |
| 350 e スポーツ エディションスター | 1,036万円 | 0円 | 50万円 | 約1,086万円 |
| メルセデスAMG GLC 53 | 1,275万円 | 0円 | 50万円 | 約1,325万円 |
AMGラインパッケージの75万9,000円は、2025年3月にCoreが発表された時の公式価格です。現行の価格は見積書で確かめてください。

『Coreなら800万円台で乗れる?』と思っていた方には、少し高く感じるかもしれませんね。
オプションを付けずに諸費用を抑えれば、Coreは800万円台後半に収まる計算です。
ただ、Coreはボディカラーが3色だけで、ウッドトリムの設定もありません。装備に納得できるかを先に見ておくと、あとで足して高くつくことを防げます。
Coreの装備はベンツGLCコアで削られた装備で詳しく見ています。
クーペの乗り出し価格の試算
クーペも同じ条件で試算してみます。諸費用と付属品は、SUVと同じく仮に50万円と置いています。
| 仕様(クーペ) | 車両本体 | 諸費用・付属品(仮) | 乗り出し試算 |
|---|---|---|---|
| Core | 887万円 | 50万円 | 約937万円 |
| Sports | 960万円 | 50万円 | 約1,010万円 |
| Sports ドライバーズパッケージ | 1,012万6,000円 | 50万円 | 約1,063万円 |
| 350 e スポーツ エディションスター | 1,070万円 | 50万円 | 約1,120万円 |
| メルセデスAMG GLC 53 | 1,318万円 | 50万円 | 約1,368万円 |
クーペはSportsの時点で乗り出しが1,000万円を超える計算です。
『見た目はクーペがいいけど、1,000万円を超えるのは…』と迷う方もいますよね。
その場合は、クーペのCoreとSUVのSportsを並べて比べてみるのも1つの方法です。車両本体の差は43万円で、クーペのCoreのほうが安くなります。
ただ、クーペのCoreは色が3色、ホイールは18インチです。見た目の好みでクーペを選ぶなら、この点も合わせて考えておきましょう。
乗り出し価格が増えやすいのはどこ?
見積もりを取ると、想定より高くなっていた、ということもよくあります。
たとえば、こんな会話になりがちです。
「この見積もり、思っていたより30万円くらい高いんですけど」
「コーティングとドライブレコーダー、延長保証が入っています」
増えやすいのは次のような項目です。
- 有料ボディカラー(メタリックや特別色)
- パノラミックスライディングルーフ(Core発表時の公式価格233,000円)
- ボディコーティングやガラスコーティング
- ドライブレコーダー、フロアマットなどの付属品
- 延長保証やメンテナンスプログラムの追加
付属品は外で付けられる物も多いので、一度「付属品なし」の見積もりも出してもらいましょう。比べてみると、どの行が総額を押し上げているかがよく分かります。
オプションを積んだ見積もりのまま値引き額だけを交渉してしまうこと。値引きが大きく見えても、総額が上がっていれば意味がありません。
乗り出し価格を下げるには?
『少しでも総額を抑えたい』という方も多いはずです。
方法は大きく分けて、仕様を見直すか、買い方を見直すかの2つです。
- グレードとボディを決める(クーペはSUVより30万〜48万円高い)
- オプションを「欲しい物」と「なくても困らない物」に分ける
- 付属品は外で付けられる物を外す
- 2店以上で見積もりを取り、値引き後の支払総額で比べる
- 下取りがあれば、買取店の査定額と比べる
販売店の選び方で総額が変わることもあります。
メルセデスの正規販売店はヤナセやシュテルンなど運営会社が複数あるので、別の会社の店でも見積もりを取ってみてください。店選びはベンツGLCの販売店の選び方で、並行輸入との違いは正規ディーラーと並行輸入の違いでまとめています。
値引きを含めた交渉の順番は、ベンツGLCの値引き相場と交渉の順番をどうぞ。
乗り出し価格をはっきりさせるには、実際の見積もりを取るのがいちばんの近道です。複数の店の見積もりを並べてみると、自分の仕様での総額が見えてきます。
ベンツGLC買いたいドットコム
ベンツGLCの値段、先に相場を見ておく
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買った後にかかるお金も見ておこう
乗り出し価格を払えば終わり、ではありません。買った後も毎年かかるお金があります。
| 毎年・定期的にかかるもの | GLC 220 dの場合 |
|---|---|
| 自動車税 | 年36,000円 |
| 燃料 | 軽油(WLTC総合18.1km/L、SUVのCore) |
| AdBlue(尿素水) | ディーゼルなので補充が必要 |
| 任意保険 | 年齢や等級で変わる |
| 車検・点検 | 新車登録から3年後に初回車検 |
GLC 220 dは軽油で走るディーゼルなので、燃料代は抑えやすいモデルです。一方で、AdBlueの補充はディーゼルならではの手間になります。
年間の維持費はベンツGLCの維持費は年間いくら?で詳しく出しています。
よくある質問
ベンツGLCのいちばん安い乗り出し価格はいくらですか。
SUVのCoreは車両本体が839万円(2026年9月時点)なので、オプションなしで諸費用を足すと800万円台後半が目安です。諸費用は販売店と買い方で変わるので、見積もりで確かめてください。
クーペの乗り出し価格はSUVよりどれくらい高いですか。
車両本体で見ると、Coreで48万円、Sportsで30万円クーペが高くなります。諸費用の差は小さいので、総額でもほぼこの差が残ります。
AMG GLC 53の自動車税は220 dと違いますか。
違います。AMG GLC 53は3.0Lなので年50,000円、GLC 220 dは2.0L以下の区分で年36,000円です。
諸費用は値引きできますか。
税金と自賠責保険は法律で決まるので変わりません。登録代行や納車費用などの手数料は、店によって相談に乗ってもらえることがあります。
乗り出し価格をローンで払う場合の注意点は。
月々の支払いだけでなく、利息を含めた支払総額で比べることです。残価設定型ローンは金利と残価の条件が時期で変わるので、見積書で確かめてください。
まとめ
- 乗り出し価格は車両本体+オプション+税金と諸費用の合計
- 車両本体は2026年9月時点でSUVのCore 839万円、Sports 930万円、AMG GLC 53は1,275万円
- 自動車税は220 dが年36,000円、AMG GLC 53が年50,000円。輸入車でも計算は国産車と同じ
- 諸費用と付属品を仮に50万円とすると、Coreの乗り出しは約889万円、Sportsは約980万円
- 総額を下げるなら、オプションと付属品を見直してから2店以上で見積もりを比べる





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