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ベンツGLCが欲しいけれど、『車両価格は分かったとして、毎年いくらかかるの?』と気になりますよね。
結論から言うと、メルセデス・ベンツ GLCの維持費は、税金と燃料代は国産のSUVと大きく変わりません。差がつくのは、車検や修理の部品代、タイヤといった「輸入車ならでは」の出費です。
この記事を読むと、項目ごとの金額の目安と、モデル別の差、維持費を抑えるコツが分かります。
ベンツGLCの年間維持費の内訳は?
まず、維持費を「金額が決まっているもの」と「人によって変わるもの」に分けてみます。ここを分けておくと、自分の場合の見積もりがぐっと立てやすくなるんです。
| 項目 | 220 d SUV(Core)の金額・目安 | 決まり方 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年36,000円 | 排気量(1,992cc)で決まる |
| 自動車重量税 | 1.5t超2.0t以下の区分 | 車両重量(1,930kg)で決まる。額は見積もりで確認 |
| 燃料代(軽油) | 年1万kmで約8.8万円 | 燃費18.1km/L、軽油1L=160円と仮定 |
| アドブルー | 数千円程度が多い | 走る距離で変わる |
| 任意保険 | 人によって大きく変わる | 年齢・等級・補償内容で決まる |
| 車検・点検 | 国産より高くなりやすい | 交換部品と店で変わる |
| タイヤ | 交換時にまとまった出費 | サイズで変わる(Coreは235/60R18) |
| 駐車場 | 地域で大きく変わる | 自宅に置けるかどうか |
自動車税は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。燃費はWLTCモード(国土交通省審査値)、車両重量と排気量はメルセデス・ベンツ公式の諸元です。
- 税金は国産車と同じ計算で、220 dは自動車税が年36,000円
- 燃料代は、220 dで年1万km走ると約8.8万円(軽油160円/Lと仮定)
- 輸入車らしく差がつくのは、車検・修理の部品代とタイヤ
- 保険と駐車場は人によって違うので、自分の条件で見積もる
『ベンツって、持っているだけで毎年何十万円もかかるんでしょ?』と思っている方も多いはずです。
実は、税金と燃料代だけで見ると、同じくらいの大きさの国産SUVとそれほど変わりません。高くつくのは、壊れた時や消耗品を替える時なんです。
税金はいくら?輸入車だから高いわけではない
『輸入車は税金が高い』というイメージがありますよね。でも、自動車税と重量税の計算は、国産車と同じです。排気量と車両重量で決まります。
| 現行GLC | 総排気量 | 自動車税(年額) | 重量税の区分(車両重量) |
|---|---|---|---|
| 220 d 4MATIC | 1,992cc | 36,000円 | 1.5t超2.0t以下(1,930〜1,940kg) |
| 350 e 4MATIC | 2.0L | 36,000円 | 公式諸元で確認 |
| AMG GLC 53 4MATIC+ | 3.0L | 50,000円 | 2.0t超2.5t以下(2,050kg〜) |
| AMG GLC 63 S E PERFORMANCE | 2.0L | 36,000円 | 公式諸元で確認 |
AMG GLC 63は高価なモデルですが、エンジンは2.0Lなので自動車税は36,000円です。税金は車の値段ではなく、排気量で決まるからなんです。
重量税の金額は、エコカー減税などの扱いで変わることがあります。新車の見積もりに書かれている額で確かめてみてください。
購入時にかかる環境性能割や、重量税の細かい計算はベンツGLCの自動車税と重量税で見ています。
燃料代はモデルでどれくらい違う?
維持費の中で、毎月じわじわ効いてくるのが燃料代ですよね。ここはモデルで大きく差がつきます。
同じ年1万kmを走った場合で比べてみます。燃料の値段は時期と地域で変わるので、軽油1L=160円、ハイオク1L=180円、電気1kWh=31円と仮定して計算しています。
| 現行モデル(SUV) | 燃費・電費(WLTC) | 燃料 | 年1万kmの量 | 年1万kmの燃料代 |
|---|---|---|---|---|
| 220 d | 18.1km/L | 軽油 | 約552L | 約8.8万円 |
| AMG GLC 53 | 10.6km/L | ハイオク | 約943L | 約17.0万円 |
| 350 e(電気だけで走れた場合) | 296Wh/km | 電気 | 約2,960kWh | 約9.2万円 |
220 dとAMG GLC 53では、年1万kmで約8万円の差になります。10年乗れば約80万円です。
350 eは、EV走行距離が118km(WLTC)あります。毎日の通勤や買い物がこの距離に収まり、自宅で充電できるなら、ほぼ電気だけで走れます。
それでも、この単価の計算では220 dとほぼ同じ金額です。夜間が安い電気料金のプランを使えるかどうかで、差が出てくるところですね。
ただ、長距離ではエンジンも使うので、実際の燃料代は使い方で変わります。電気だけで走れた場合の数字は、あくまで一番うまくいった時の目安と考えておきましょう。
例えばこんなやり取りがよくあります。
「350 eなら燃料代がほぼタダになるのかな」
「タダにはならないよ。電気代がかかるから、この計算だと220 dと同じくらいなんだ」
実際の燃費とカタログ値の差はベンツGLCの実燃費はどれくらい?で詳しく見ています。

220 dならではの出費、アドブルー
220 dはディーゼルなので、軽油とは別にアドブルー(尿素水)の補充が要ります。
金額は大きくありませんが、残量の表示を放置するとエンジンをかけ直せなくなる仕組みの車が多いです。補充の時期と費用はGLCのアドブルー補充の時期・容量・費用でまとめています。
輸入車ならではの出費は何がある?
ここからが、国産車と差がつきやすいところです。『車検で思ったより請求が来た』という声は、輸入車ではよく聞きますよね。
- 自動車税(排気量で決まる)
- 重量税(車両重量で決まる)
- 220 dの燃料代(燃費18.1km/L)
- 駐車場代(車の種類で変わらない)
- 車検・点検での部品代と工賃
- 故障した時の修理費
- 20インチなど大きいタイヤの交換費用
- 保証が切れたあとの出費
車検と点検
GLCの車検は、新車から3年目、そのあとは2年ごとです。車検の費用は、法定費用(重量税・自賠責・印紙代)と、点検・整備の費用に分かれます。
法定費用は国産車と同じ計算です。差がつくのは整備の費用で、輸入車は部品代と工賃が高くなりやすいんです。どこまで部品を替えるかで、金額は大きく変わります。
車検費用の目安と抑え方はベンツGLCの車検費用の目安と安く抑えるコツで詳しく見ています。
ブレーキまわり
メルセデスは、ブレーキパッドとローター(円盤)を一緒に替えることが多い車です。国産車の感覚でいると、ブレーキの交換費用に驚くことがあります。
交換の時期と、ディーラーと専門店での費用の差はブレーキパッド交換の時期と費用でまとめています。
タイヤ
タイヤは、サイズが大きいほど値段が上がります。GLCはグレードでサイズが違うので、ここも差がつくところです。
| 現行モデル | タイヤサイズ | 交換費用の傾向 |
|---|---|---|
| 220 d Core | 235/60R18 | GLCの中では抑えやすい |
| 220 d Sports | 20インチ(255/45R20が一般的) | Coreより高くなりやすい |
| AMG GLC 53 | 前265/45R20・後295/40R20 | 前後でサイズが違い、高くなりやすい |
冬にスタッドレスタイヤを用意するなら、その分の費用と保管場所も考えておきましょう。タイヤの選び方はタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで見られます。
保証とメンテナンスプログラムで維持費はどう変わる?
正規ディーラーで買ったGLCには、新車保証が付きます。保証の年数や対象になる部品は、契約の時に書面で確かめておきましょう。
新車の時に、車検や点検をまとめたメンテナンスプログラムが付くことも多いです。年数や中身は時期とグレードで違うので、契約前に販売店で確かめてみてください。
- 新車保証の年数と、保証の対象になる部品
- メンテナンスプログラムに、どの点検と消耗品が入るか
- 保証延長に入れるか、その費用と対象の範囲
- 保証が切れる年に、車検が重なるかどうか
ここが大事なところです。保証が手厚い期間は、修理費の心配がほとんどありません。逆に、保証が切れたあとは、壊れた時の出費を自分で持つことになります。
保証の範囲と延長の考え方は新車保証・メンテナンスプログラム・保証延長はどこまで使えるかで詳しく見ています。故障しやすい箇所と修理費はベンツGLCの故障しやすい箇所と修理費でまとめています。
自分のGLCの維持費を出してみよう
ここまでの数字を使って、自分の場合の年間維持費を出してみましょう。
金額が決まっているところは数字を入れ、人によって違うところは自分の見積もりを足していく形です。
- 自動車税を入れる(220 d・350 eは36,000円、AMG GLC 53は50,000円)
- 年間の走行距離から燃料代を出す(走行距離÷燃費×燃料の値段)
- 任意保険の見積もりを取り、年額を入れる
- 車検費用を2で割って、1年あたりにする
- タイヤ代を、交換までの年数で割って1年あたりにする
- 駐車場代と、修理の積み立てを足す
例えば220 d SUVで年1万km走る場合、自動車税36,000円と燃料代約8.8万円で、ここまでで約12.4万円です。月にすると約1万円になります。
「税金と燃料代だけなら、今の国産SUVとあまり変わらないね」
「そうなんだ。差が出るのは車検とタイヤ、それに保証が切れたあとなんだよ」
ここに保険、車検、タイヤ、駐車場が加わります。『思ったより高い』と感じたら、どの項目が大きいかを見直してみてください。保険料の下げ方は任意保険料の目安と下げ方で見られます。
車両価格と月々のローンだけで予算を決めてしまうこと。保証が切れたあとの修理費や、車検の年の出費を入れていないと、数年後に家計が苦しくなることがあります。修理用に、毎月少しずつ取り分けておくと安心です。
維持費を抑えるコツは?
最後に、GLCの維持費を抑えるためにできることを挙げておきます。どれも今日から考えられることばかりですよ。
- 燃料代を重視するなら、AMGより220 dか、自宅で充電できる場合の350 eを選ぶ
- タイヤ代を抑えたいなら、18インチのCoreを選ぶ
- 保証期間とメンテナンスプログラムの中身を、契約前に確かめる
- 車検や修理は、ディーラーと輸入車に慣れた専門店で見積もりを比べる
- 保証が切れる前に、乗り換えるかどうかを一度考える
『保証が切れる前に乗り換えるって、もったいなくない?』と思うかもしれません。
GLCは、修理費が大きくなりやすい年数に入る前に手放す人もいます。乗り続けた時の修理費と、売った時に戻ってくる金額を比べて決める考え方です。
今の車を売った時の金額も考えに入れる
これからGLCに乗り換える方も、GLCを手放すか迷っている方も、今の車にいくら付くかで考えられることが変わります。
下取りだけで決めず、買取の査定と比べてみると、手元に残るお金の見通しが立てやすくなります。金額は年式・走行距離・時期で変わるので、まずは目安を知るところから始めてみてください。
ベンツGLC買いたいドットコム
ベンツGLCの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツGLCの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
リセールの考え方はベンツGLCのリセールバリュー、ローンや残クレでの総支払額はGLCの残クレ(ウェルカムプラン)は得かで比べられます。新車を買う前にはベンツGLCの値引き相場と限界額も読んでおくと、車両価格と維持費の両方を見通せますよ。

よくある質問
ベンツGLCの年間維持費はいくらくらいですか?
220 d SUVで年1万km走る場合、自動車税36,000円と燃料代約8.8万円(軽油160円/Lと仮定)で約12.4万円です。ここに保険、車検、タイヤ、駐車場が加わるので、自分の条件で見積もってみてください。
輸入車だから税金が高いのですか?
いいえ、自動車税と重量税の計算は国産車と同じです。220 dは排気量1,992ccで、自動車税は年36,000円です。
燃料代が一番安いモデルはどれですか?
年1万kmの計算では、220 d(約8.8万円)と、電気だけで走れた場合の350 e(約9.2万円)がほぼ同じです。350 eは電気料金のプランで変わり、遠出が多いなら燃費18.1km/Lの220 dが安定して抑えやすいです。
維持費で国産車と差がつくのはどこですか?
車検や修理での部品代と工賃、大きいサイズのタイヤです。保証が切れたあとの出費も、国産車より高くなりやすいところです。
AMG GLC 53の維持費は220 dとどれくらい違いますか?
自動車税は年50,000円で、220 dより14,000円高くなります。燃料代は、年1万kmで約8万円多くかかる計算です(ハイオク180円/L、軽油160円/Lと仮定)。
まとめ
- 税金は国産車と同じ計算で、220 d・350 eの自動車税は年36,000円
- 220 dの燃料代は年1万kmで約8.8万円、AMG GLC 53は約17.0万円(仮定の単価で計算)
- 350 eは電気だけで走れた場合で約9.2万円と、220 dとほぼ同じ
- 輸入車らしく差がつくのは、車検・修理の部品代とタイヤ
- 保証の中身と、保証が切れる時期を見て乗り換えも考える





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