ベンツGLCのテレビキャンセラーとCarPlay・オットキャストの注意点

SUVの車内のセンターディスプレイを写したベンツGLCのテレビキャンセラーの記事のアイキャッチ

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ベンツGLCに乗っていて、『走り出すとテレビが映らなくなるのが不便』と感じたことはありませんか。助手席や後席の家族に見せたい時ほど、気になりますよね。

結論から言うと、テレビキャンセラーで同乗者が見られるようにはできます。ただ、保証やソフトの更新に影響することがあるので、付け方と付ける店はよく選びたいところです。

この記事では、テレビキャンセラーの中身と注意点、CarPlayやオットキャストとの使い分けが分かります。

目次

ベンツGLCのテレビキャンセラーとは?

テレビキャンセラーは、走行中にテレビの映像やナビの一部の操作が止まる仕組みを外すためのものです。

GLCの画面は、安全のために走り出すと映像を止めるようになっています。キャンセラーを付けると、走行中でも助手席や後席の人がテレビを見たり、ナビを操作したりできるようになります。

ここが大事なところです。運転している人が走行中に画面をじっと見ることは、道路交通法で禁止されています。 キャンセラーはあくまで同乗者のためのものと考えておきましょう。

状態走行中のテレビ映像走行中のナビ操作運転者の画面注視
純正のまま止まる一部制限される禁止
キャンセラー装着同乗者が見られる同乗者が操作できる禁止(変わらない)
先に結論
  • テレビキャンセラーは、同乗者が走行中にテレビやナビを使うためのもの
  • 運転者が走行中に画面を注視するのは、キャンセラーの有無にかかわらず禁止
  • 保証やソフト更新への影響があるので、取り付け前に販売店にも確認しておく

そもそもGLCでテレビは見られる?

『GLCってテレビが付いているの?』という疑問もよく聞きます。

テレビ(地デジチューナー)が付いているかどうかは、年式やグレード、オプションで違います。中古で買った車だと、前のオーナーがどう選んだかでも変わるんです。

手元の車は、MBUXのメディアの画面にテレビの項目があるかで確かめられます。分からない時は、車検証を持って販売店に聞いてみてください。

テレビキャンセラーの付け方は何種類ある?

GLCのテレビキャンセラーには、大きく分けて3つのタイプがあります。

タイプどうやって解除するか良いところ気をつけたいこと
コーディング型車のソフトの設定を書き換える見た目が変わらず、配線もない更新で元に戻ったり不具合が出たりすることがある
差し込み型診断用の差し込み口に機器を挿す自分で抜き差しできるものもある挿しっぱなしだと電気を使うことがある
配線型(ハーネス)配線の途中に機器をつなぐソフトに手を入れない内装を外す作業が要る

どのタイプが合うかは、年式やソフトの状態で変わります。

GLCは同じ現行型(X254)でも、ソフトの更新で中身が変わっていることがあります。「前に付けられた方法が、今の車にも合う」とは限らないんです。

例えば、こんなやり取りがよくあります。

「ネットで見た製品、うちのGLCでも使えますか」
「年式とソフトの状態を見てから判断させてください」

この確認をしてくれる店なら、安心して任せやすいですね。

反対に、車を見ずに「どれでも付きます」と言う店は少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。取り付け後に困った時、相談に乗ってもらえるかも大事なポイントです。

ベンツGLCのテレビキャンセラー3タイプの違いを並べた図

付ける前に知っておきたい注意点は?

キャンセラーは便利ですが、純正の状態から手を加えることになります。ここは慎重に考えたいところですよね。

気をつけたいこと
  • 車のソフトに手を入れるタイプは、メーカー保証の対象外になる場合がある
  • ディーラーでソフトを更新した時に、解除が元に戻ることがある
  • 相性によっては、画面の表示や機能に不具合が出ることがある
  • 点検や修理でディーラーに入れる時、外すよう求められる場合がある

『ディーラーで付けてもらえないの?』と思う方もいるはずです。

メーカーの正規販売店では、走行中の映像を解除する作業は受けていないことが多いと言われます。付けるなら、輸入車の電装に詳しい専門店を選ぶ方が多いですね。

保証の範囲については新車保証・メンテナンスプログラムはどこまで使えるかで詳しく見ています。

取り付け前のチェック
  • 自分のGLCの年式と型式(X254かX253か)を確かめておく
  • テレビの機能が付いているかをMBUXの画面で確認する
  • 保証が残っている期間と、影響が出る範囲を販売店に聞いておく
  • 取り付ける店が、ソフト更新後の再設定に対応しているか確かめる
  • 外して元に戻せるかどうかを聞いておく

運転支援や警告の表示に影響はある?

GLCは、運転支援の「インテリジェントドライブ」や警告の表示も、画面やソフトと深くつながっています。

ソフトに手を入れるタイプのキャンセラーは、こうした機能に思わぬ影響が出る可能性がゼロとは言えません。実際にどうなるかは、製品や車の状態で変わるんです。

付けた後は、運転支援の表示や警告がいつもどおり出ているかを一度確かめておきましょう。気になる表示が出たら、まず取り付けた店に相談してみてください。警告灯の意味は警告灯・警告音の意味と対処で見られます。

CarPlay・Android Autoで足りることも多い

実は、テレビより「スマホの地図や音楽を使いたい」という目的なら、キャンセラーは要らないかもしれません。

GLCのMBUXは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。スマホをつなげば、いつもの地図アプリや音楽アプリを車の画面で使えるんです。

ワイヤレスでつなげるか、ケーブルが要るかは、年式や仕様で違うことがあります。手元の車の取扱説明書で確かめておきましょう。

CarPlayをつなぐ流れ
  1. スマホのBluetoothとWi-Fiをオンにする
  2. 対応したケーブルでスマホを車のUSBにつなぐ(ワイヤレス対応なら案内に従う)
  3. 車の画面に出る案内で、CarPlayの利用を許可する
  4. スマホ側でも、車との接続を許可する
  5. 次からは乗るたびに自動でつながるか確かめる

CarPlayでは、走行中に動画を見るアプリは使えません。地図や音楽、電話、メッセージの読み上げなどが中心です。

MBUXの操作や音声アシスタントの使い方は、MBUXナビと「ハイ、メルセデス」の使い方にまとめています。

オットキャストはGLCで使える?

最近よく聞くのが「オットキャスト」という機器ですよね。

オットキャストは、車のCarPlayにつないで使う小さな機器です。機器の中で別のシステムが動いていて、動画アプリなどを車の画面に映せるタイプがあります。

テレビキャンセラーとの大きな違いは、車のソフトに手を入れない点です。CarPlayの差し込み口につなぐだけなので、外せば元どおりになります。

オットキャストの良さ
  • 車のソフトを書き換えない
  • 動画アプリなど、スマホ並みのことができる製品がある
  • 外せばすぐに純正の状態に戻せる
気をつけたいこと
  • GLCの年式やソフトによって、つながらない・不安定なことがある
  • インターネットにつなぐ手段が別に要る
  • 運転者が走行中に動画を見られないのは同じ

『オットキャストを買えばテレビキャンセラーは要らない?』という疑問もありますよね。

同乗者が動画配信を見られればいいなら、それで足りる場合もあります。ただ、テレビ放送そのものや、走行中のナビ操作の解除はできません。目的に合わせて選んでみてください。

Wi-Fiはどうやってつなぐ?

オットキャストで動画を見るには、インターネットの接続が要ります。

よく使われるのは、スマホのテザリングか、モバイルWi-Fiルーターです。SIMカードを挿せる製品なら、機器だけで通信できるものもあります。

車そのものの通信サービスがどこまで使えるかは、年式やメルセデスのサービスの契約状況で変わります。車内でWi-Fiを使いたい時は、販売店でいまの条件を聞いてみてください。

ベンツGLCで同乗者が動画を見る方法を比べた図

結局どれを選べばいい?

ここまで読んで、『自分にはどれが合うの?』と迷っている方もいるはずです。目的ごとに並べると分かりやすくなります。

やりたいこと合う方法車への手の入れ方
スマホの地図や音楽を使いたいCarPlay・Android Auto何もしない(純正機能)
同乗者に動画配信を見せたいオットキャストなど差し込むだけ
同乗者にテレビ放送を見せたいテレビキャンセラーソフトや配線に手を入れる
同乗者が走行中にナビを操作したいテレビキャンセラーソフトや配線に手を入れる
後席だけで映像を見たい後席用のモニター取り付け方で変わる

保証が残っている新しいGLCなら、まず純正機能とオットキャストのような外付け機器から試すのも、ひとつの考え方です。

キャンセラーを付けるなら、保証や更新への影響を聞いたうえで、元に戻せる方法を選ぶと後悔しにくいですよ。

内装や装備の全体像はベンツGLCの内装をグレード別に解説、ナビの選び方は純正と社外のナビの違いで見られます。

初代GLC(X253)の場合は?

初代のGLC(X253)に乗っている方は、前期か後期かで事情が変わります。

初代は2019年10月のマイナーチェンジでMBUXが採用されました。それより前の前期型は、画面の仕組みが現行とは違うんです。

同じ「GLC用」と書かれた製品でも、前期・後期・現行で対応が分かれていることがよくあります。買う前に、自分の車がどれに当たるかを確かめておきましょう。見分け方は前期と後期の違いでまとめています。

補足

これからGLCを買う方は、テレビの有無やナビの装備を見積もりの段階で確かめておくと安心です。値引きの考え方はベンツGLCの値引き相場と交渉の順番でまとめています。乗り心地を左右する足回りが気になる方は、エアサスは必要かもあわせてどうぞ。

よくある質問

ベンツGLCにテレビキャンセラーを付けると違法ですか?

キャンセラーを付けること自体より、運転者が走行中に画面を注視することが道路交通法で禁止されています。同乗者が見るためのものと考えて使いましょう。

テレビキャンセラーを付けると保証はどうなりますか?

車のソフトに手を入れるタイプは、メーカー保証の対象外になる場合があります。付ける前に販売店で影響の範囲を確かめておくと安心です。

ディーラーでソフトを更新したら、キャンセラーはどうなりますか?

コーディング型は更新で元に戻ることがあります。取り付けた店が再設定に対応しているかを、あらかじめ聞いておきましょう。

ベンツGLCでオットキャストは使えますか?

CarPlayにつないで使える製品が多いですが、年式やソフトによって相性があります。購入前に対応状況を確かめるのがおすすめです。

ベンツGLCでWi-Fiは使えますか?

スマホのテザリングやモバイルWi-Fiルーターでつなぐのが手軽です。車そのものの通信サービスの内容は年式や契約で変わるので、販売店で確認してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • テレビキャンセラーは、同乗者が走行中にテレビやナビを使うためのもの
  • 運転者が走行中に画面を注視するのは道路交通法で禁止
  • ソフトに手を入れるタイプは、保証や更新に影響することがある
  • 地図や音楽ならCarPlay・Android Autoで足りることが多い
  • 動画配信ならオットキャストのような外付け機器も選択肢になる
ベンツGLC買いたいドットコム

ベンツGLC買いたいドットコム 編集部

ベンツGLCの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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