新型AMG GLC 53は43と何が違う?直6ターボ449PSとドリフトモード

サーキットのピットに止まるAMG GLCのSUVのイメージ

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新しいAMG GLC 53が出たと聞いて、43と何が違うのか気になっている方も多いですよね。名前の数字がひとつ変わっただけに見えて、実は中身が大きく変わっています。

結論から言うと、53は「2.0Lの4気筒だった43を、3.0Lの直6ターボに戻した」モデルです。この記事では、43との違いと、買う前に知っておきたい価格と維持費の数字が分かります。

目次

新型AMG GLC 53はどんなモデル?

メルセデスAMG GLC 53 4MATIC+は、2026年9月18日に日本で発売されたばかりのモデルです。ベンツGLCの現行型(SUV X254・クーペ C254)に加わった、新しいAMGになります。

43の後継と報じられていて、エンジンは3.0Lの直列6気筒ターボです。ISG(マイルドハイブリッド)も付いています。

先に結論
  • 3.0L直6ターボで449PS、トルクは600N・m(オーバーブースト時640N・m)
  • 後輪操舵(最大2.5度)が標準
  • 有償の「AMGダイナミックパッケージ」で、AMGのSUVで初のドリフトモードが付く
  • 価格はSUV 12,750,000円・クーペ 13,180,000円(2026年9月時点)

『また新しいAMGが出たの?』と思った方もいるかもしれません。

現行GLCのAMGはこれまで43と63の2本立てでした。そこに53が加わった形です。

AMGの3モデル全体の違いはメルセデスAMG GLC 43・53・63の違いでまとめています。

AMG GLC 53と43は何が違う?

いちばん大きな違いは、エンジンの気筒数と排気量です。43は2.0Lの直4ターボ、53は3.0Lの直6ターボになっています。

項目AMG GLC 43 4MATICAMG GLC 53 4MATIC+
エンジン2.0L直4ターボ3.0L直6ターボ(M256M EVO)
電動化公式の諸元で確認ISG(マイルドハイブリッド)
最高出力公式の諸元で確認330kW(449PS)
最大トルク公式の諸元で確認600N・m(最長10秒640N・m)
後輪操舵公式の諸元で確認標準(最大2.5度)
SUV価格12,320,000円(2026年3月時点)12,750,000円(2026年9月発売時)
自動車税(年)36,000円50,000円

価格差はSUVで43万円です。4気筒から6気筒になって、この差に収まっているのは意外かもしれませんね。

直6エンジンは、回転がなめらかで音も滑らかなのが特徴です。数字の速さだけでなく、乗っている時の気持ちよさが変わる部分なんです。

43はまだ新車で買える?

53の発売後も43を新車で売り続けるかどうかは、2026年10月時点ではっきりしていません。43を考えている方は、販売店で在庫と販売状況を聞いてみてください。

AMG GLC 43と53のエンジンと価格の違いを並べた図解

449PSの直6ターボとISGは何をしてくれる?

53のエンジンはM256M EVOという3.0Lの直6ターボです。最高出力は330kW(449PS)あります。

トルクは600N・mで、オーバーブーストが働くと最長10秒だけ640N・mまで高まります。追い越しや合流で、もうひと押しが欲しい場面で効く仕組みです。

ISGは、エンジンとミッションの間に入る小さなモーターです。発進のアシストや、アイドリングストップからの再始動を手伝います。

項目内容
エンジン3.0L直6ターボ(M256M EVO)
最高出力330kW(449PS)
最大トルク600N・m(オーバーブースト時640N・m)
変速機9速AT(AMGスピードシフト)
駆動方式4MATIC+(四輪駆動)
燃料無鉛プレミアム(ハイオク)

『マイルドハイブリッドなら燃費もいいのでは?』と思いますよね。

ただ、ISGは燃費を大きく伸ばす装置ではありません。あくまでエンジンの手助け役です。

後輪操舵とドリフトモードの中身

53には後輪操舵が標準で付きます。後ろのタイヤが最大2.5度まで向きを変える仕組みです。

低速では前輪と逆向きに切れて、小回りを助けます。高速では同じ向きに切れて、車線変更の時の動きを落ち着かせます。

後輪操舵が効く場面
  • 狭い駐車場での切り返し
  • 住宅街の細い道の曲がり角
  • 高速道路での車線変更
  • 山道の連続したカーブ

ドリフトモードは、有償の「AMGダイナミックパッケージ」を選ぶと付く機能です。AMGのSUVでは初めての設定になります。

『SUVでドリフトなんてするの?』と思う方も多いはずです。

もちろん公道で使うものではありません。サーキット走行など、クローズドの場所で楽しむための機能です。

ドリフトモードを使う場所

ドリフトモードは公道で使う機能ではありません。使えるのはサーキットなど決められた場所だけと考えておきましょう。付けるかどうかは、実際にサーキットへ行く予定があるかで決めると無駄がありません。

AMG GLC 53の価格と限定車

2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)は次のとおりです。

モデルSUVクーペ
AMG GLC 53 4MATIC+(ISG)12,750,000円13,180,000円
AMG GLC 53 Edition Dark Performance(限定)15,580,000円15,850,000円
参考:GLC 220 d Sports9,300,000円9,600,000円
参考:GLC 220 d Core8,390,000円8,870,000円

クーペはSUVより43万円高くなります。限定車の「Edition Dark Performance」は、SUV 50台・クーペ 100台の計150台です。

AMGラインが標準のSportsとの差は、SUVで345万円です。見た目は近くても、エンジンと足まわりから別物になります。

例えば、販売店でこんなやり取りになることもあります。

「Sportsも見た目はAMGっぽいですよね」
「そうなんです。ただ、Sportsのエンジンは220 dのディーゼルのままなんです」

SportsとCoreの違いはベンツGLCスポーツはコアと何が違う?とベンツGLCコアとは?で詳しく見ています。

AMG GLC 53と220 d SportsとCoreの価格差を並べた図解

燃費・税金・サイズは普通のGLCとどう違う?

53は買う時の価格だけでなく、乗り続ける時のお金も上がります。ここは先に数字で見ておきたいところですよね。

項目GLC 220 d SUV(Core)AMG GLC 53 SUV
WLTCモード燃費18.1km/L10.6km/L
燃料軽油ハイオク
自動車税(年)36,000円50,000円
重量税の区分1.5t超2.0t以下2.0t超2.5t以下
全長4,720mm4,750mm
全幅1,890mm1,920mm
車両重量1,930kg2,050kg
タイヤ235/60R18前265/45R20・後295/40R20

クーペの燃費は10.7km/Lです。どちらもハイオクなので、燃料代は220 dよりはっきり上がります。

全幅は1,920mmで、普通のGLCより30mm広くなります。自宅の車庫や月極駐車場の幅は、先に測っておきましょう。

前後でタイヤサイズが違う

53は前265/45R20・後295/40R20と、前後でタイヤの太さが違います。前後を入れ替えて長持ちさせる使い方ができないので、交換の費用は高めに見ておくと安心です。

53を見積もる前に聞いておきたいこと

53は発売されたばかりなので、販売店ごとに案内の内容が違うこともあります。見積もりの前に、次の点を聞いておくと話が早く進みます。

販売店で確かめたいこと
  • 標準車と限定車、それぞれの納車の目安
  • AMGダイナミックパッケージなど有償オプションの価格と中身
  • 21インチ(前265/40R21・後295/35R21)を選んだ時の価格差
  • パノラマルーフ付きは車両重量が30kg増えること(SUV 2,080kg)
  • 下取りに出す車の査定額を、値引きと分けて出してもらえるか

『オプションを全部付けたらいくらになるの?』と気になりますよね。53はオプションの単価も大きいので、本体価格だけで比べると総額の差を見落としがちです。

見積書は、車両本体・オプション・諸費用・値引き・下取りの5つに分けて並べてもらうと比べやすくなります。複数の販売店で同じ条件にそろえると、差がどこで出ているかがはっきり分かります。

AMG GLC 53はどんな人に向いている?

最後に、53を選ぶかどうかの目安をまとめておきます。

53が向いている人
  • 直6エンジンのなめらかな加速を味わいたい
  • 大きなSUVでも小回りの利く車が欲しい
  • サーキット走行も視野に入れている
53でなくてもいい人
  • 主な使い方が街乗りと家族の移動
  • 燃料代と税金をできるだけ抑えたい
  • 機械式駐車場を使う予定がある

『せっかくなら一番いいものを』という気持ちも分かります。ただ、使い方が街乗り中心なら、220 dのSportsでも見た目と快適さは十分に満足できるはずです。

GLC全体のグレードの選び方はベンツGLCのグレードの違いを一覧で比較で見られます。

53は車両価格が大きい分、値引きや下取りの差も金額が大きくなりがちです。交渉の順番はベンツGLCの値引き相場と限界額を参考にしてみてください。

ベンツGLC買いたいドットコム

ベンツGLCの値段、先に相場を見ておく

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

AMG GLC 53の発売日はいつですか?

日本では2026年9月18日に発売されました。SUVとクーペの両方があります。

AMG GLC 53の価格はいくらですか?

2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、SUVが12,750,000円、クーペが13,180,000円です。限定車のEdition Dark PerformanceはSUV 15,580,000円、クーペ 15,850,000円です。

AMG GLC 43と53の一番の違いは何ですか?

エンジンです。43は2.0Lの直4ターボ、53は3.0Lの直6ターボ(449PS)です。53は後輪操舵が標準で、ISGも付いています。

ドリフトモードは標準で付きますか?

標準ではありません。有償の「AMGダイナミックパッケージ」を選ぶと付きます。使うのはサーキットなど決められた場所に限られます。

AMG GLC 53の燃費と自動車税は?

WLTCモード燃費はSUV 10.6km/L、クーペ 10.7km/Lです。排気量が3.0Lなので、自動車税は年50,000円になります。

まとめ

この記事の要点
  • AMG GLC 53は2026年9月18日発売、43の後継と報じられている
  • 3.0L直6ターボで449PS・600N・m(最大640N・m)、ISG付き
  • 後輪操舵は標準、ドリフトモードは有償パッケージで付く
  • 価格はSUV 1,275万円・クーペ 1,318万円、限定車は計150台
  • 燃費10.6km/L・自動車税年50,000円・全幅1,920mmで維持費と車庫に注意
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ベンツGLC買いたいドットコム 編集部

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