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ベンツGLCのAMGを調べていると、43・53・63と数字が並んでいて、どれがどう違うのか分かりにくいですよね。2026年9月には新しい53も出て、さらに迷う方も多いはずです。
結論から言うと、いま新車で選ぶ中心はメルセデスAMG GLC 53です。63は1,800万円台のPHEVで、別格の存在と考えておくと分かりやすくなります。
この記事では、3つのAMGの違いと、普通のGLC 220 dとの差を数字で比べていきます。
メルセデスAMG GLC 43・53・63の価格はいくら?
まずは価格です。メーカー希望小売価格(消費税込)で、時点がモデルによって違うので添えておきます。
| モデル | SUV | クーペ | 価格の時点 |
|---|---|---|---|
| AMG GLC 43 4MATIC | 12,320,000円 | 12,620,000円 | 2026年3月時点 |
| AMG GLC 53 4MATIC+(ISG) | 12,750,000円 | 13,180,000円 | 2026年9月発売 |
| AMG GLC 53 Edition Dark Performance(限定) | 15,580,000円 | 15,850,000円 | 2026年9月・計150台 |
| AMG GLC 63 S E PERFORMANCE | 18,440,000円 | 18,750,000円 | 2026年3月時点 |
43と53の差は、SUVで43万円です。63になると、53よりさらに569万円高くなります。
『43と53、そんなに価格が違わないなら何が違うの?』と思いますよね。実は、中身のエンジンがまったく違うんです。
43は2.0Lの4気筒、53は3.0Lの直6ターボ、63は2.0L+モーターのPHEVです。いま買える新しい世代の主役は53で、43の後継と報じられています。

43・53・63はエンジンと性格がどう違う?
3つのAMGは、数字の大きさがそのまま速さの順番というわけではありません。エンジンの考え方がそれぞれ違います。
| 項目 | AMG GLC 43 | AMG GLC 53 | AMG GLC 63 S E PERFORMANCE |
|---|---|---|---|
| エンジン | 2.0L直4ターボ | 3.0L直6ターボ(M256M EVO) | 2.0L直4ターボ+モーター |
| 電動化 | 公式の諸元で確認 | ISG(マイルドハイブリッド) | PHEV(外から充電できる) |
| 最高出力 | 公式の諸元で確認 | 330kW(449PS) | 公式の諸元で確認 |
| 最大トルク | 公式の諸元で確認 | 600N・m(最大640N・m) | 公式の諸元で確認 |
| 自動車税(年) | 36,000円 | 50,000円 | 36,000円 |
53のトルクは600N・mで、オーバーブースト時には最長10秒間640N・mまで高まります。直6ターボらしい、なめらかで力強い加速が持ち味です。
43と63は、排気量が2.0Lなので自動車税は年36,000円です。53は3.0Lなので年50,000円になります。
新型AMG GLC 53は何がすごい?
AMG GLC 53 4MATIC+は、2026年9月18日に発売されたばかりのモデルです。ここで改めて、53の主な特徴を並べてみます。
- 3.0L直6ターボで449PSを出す
- ISG付きで、発進や再始動をモーターが手助けする
- 後輪操舵(最大2.5度)が標準
- 有償の「AMGダイナミックパッケージ」で、AMGのSUVで初のドリフトモードが付く
- 9速AT(AMGスピードシフト)
後輪操舵は、低速では小回りを助け、高速では車の動きを安定させる仕組みです。大きなSUVでも取り回しが楽になります。
導入記念の限定車「Edition Dark Performance」は、SUV 50台・クーペ 100台の計150台です。台数が少ないので、気になる方は早めに販売店で聞いてみてください。
AMGはクーペも選べます。53ならクーペは13,180,000円で、SUVとの差は43万円です。屋根の形と荷室の違いはベンツGLCクーペとSUVの違いで比べています。
53について詳しくは新型AMG GLC 53は43と何が違う?で見ています。
普通のGLCとAMGの差はどこにある?
『AMGラインが付いたGLCと、AMGって同じじゃないの?』という方も多いはずです。ここがいちばん混同されやすいところです。
AMGラインは、普通のGLC 220 dの見た目と内装をスポーティにするパッケージです。エンジンは220 dのまま変わりません。
| 項目 | GLC 220 d スポーツ(AMGライン標準) | AMG GLC 53 |
|---|---|---|
| 価格(SUV・2026年9月時点) | 9,300,000円 | 12,750,000円 |
| エンジン | 2.0Lディーゼルターボ+ISG | 3.0L直6ターボ+ISG |
| 燃料 | 軽油 | ハイオク |
| WLTCモード燃費 | 18.1km/L(Core) | 10.6km/L |
| 全幅 | 1,890mm | 1,920mm |
| 車両重量 | 1,930kg(Core) | 2,050kg |
| タイヤ | 20インチAMGアルミ | 前265/45R20・後295/40R20 |
| 自動車税(年) | 36,000円 | 50,000円 |
差額は345万円です。エンジン・足まわり・タイヤまで別物になるので、見た目だけのAMGラインとは中身が違うんです。
例えば、販売店でこんな会話になることもあります。
「スポーツもAMGって書いてありますよね?」
「スポーツはAMGラインという見た目のパッケージで、エンジンは220 dのままなんです」
AMGラインが標準のスポーツについてはベンツGLCスポーツはコアと何が違う?で詳しく見ています。

AMGの維持費は普通のGLCよりどれくらい上がる?
AMGは買う時だけでなく、乗り続ける時のお金も上がります。気になるのは燃料・税金・タイヤの3つです。
| 項目 | GLC 220 d | AMG GLC 53 |
|---|---|---|
| 1万kmで使う燃料(カタログ値) | 約552L(軽油) | 約943L(ハイオク) |
| 自動車税(年) | 36,000円 | 50,000円 |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 | 2.0t超2.5t以下 |
| タイヤ | 18インチ(Core)/20インチ(Sports) | 前後で太さの違う20インチ |
燃料は量で400L近く多く使い、しかもハイオクです。53の燃費はWLTCモードでSUV 10.6km/L、クーペ 10.7km/Lです。
AMG GLC 53は前後でタイヤサイズが違うので、前後を入れ替えて長持ちさせることができません。太いタイヤは減りも早めで、交換費用も高くなりやすいです。
全幅が1,920mmになるのも見落としやすい点です。普通のGLCより30mm広いので、自宅の車庫や月極駐車場の幅を先に測っておきましょう。
維持費の全体はベンツGLCの維持費は年間いくら?でまとめています。
中古のAMG GLCを選ぶ時の見方
中古でAMGを探す方も多いですよね。初代(X253)にもAMGがありました。
| 世代 | AMGの主なモデル | 時期 |
|---|---|---|
| 初代 X253 | AMG GLC 43 4MATIC | 2016年9月追加 |
| 初代 X253 | AMG GLC 63 | 2018年1月追加 |
| 現行 X254 | AMG GLC 43/63 S E PERFORMANCE | 2代目で追加 |
| 現行 X254 | AMG GLC 53 4MATIC+ | 2026年9月18日発売 |
同じ「GLC 63」でも、初代と現行では中身が違います。現行の63 S E PERFORMANCEは2.0L+モーターのPHEVです。
ナイトエディションなどの特別仕様車は、時期を限って出ることがあります。中身は発売当時の発表で違うので、中古で見かけたら装備の一覧を販売店に出してもらってください。
- 車検証の型式で、初代か現行か、43か63かを確かめる
- タイヤの残り溝と、前後のサイズが正しいかを見る
- 点検記録簿で、整備の履歴がそろっているかを見る
- 保証が残っているか、認定中古車かを確かめる
中古の選び方はベンツGLCの中古車の選び方で詳しく見ています。
AMGを選ぶか、普通のGLCにするか
最後に、選び方をまとめておきます。
| こんな方は | 向いているモデル |
|---|---|
| 見た目はスポーティにしたいが維持費は抑えたい | GLC 220 d スポーツ |
| 新しいAMGで、直6の走りを楽しみたい | AMG GLC 53 |
| 限定車に価値を感じる | AMG GLC 53 Edition Dark Performance |
| 価格より最高の性能とPHEVの仕組みが欲しい | AMG GLC 63 S E PERFORMANCE |
43は53の発売後も新車で買えるかどうかが分かりにくいです。43を新車で考えている方は、まず販売店で在庫と販売状況を聞いてみてください。
GLCのグレード全体はベンツGLCのグレードの違いを一覧で比較、エントリーのコアはベンツGLCコアとは?で確かめられます。
『せっかくなら全部入りで』と思う気持ちも分かります。ただ、AMGダイナミックパッケージなどの有償オプションは、使う場面があるかを考えてから選んでみてください。
AMGは車両価格が大きいので、値引きや下取りの差も金額が大きくなりやすいです。交渉の順番はベンツGLCの値引き相場と限界額を参考にしてみてください。
ベンツGLC買いたいドットコム
ベンツGLCの値段、先に相場を見ておく
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よくある質問
ベンツGLC AMGの価格はいくらですか?
SUVで、AMG GLC 43が12,320,000円(2026年3月時点)、AMG GLC 53が12,750,000円(2026年9月発売)、AMG GLC 63 S E PERFORMANCEが18,440,000円(2026年3月時点)です。
GLC 43と53の違いは何ですか?
43は2.0Lの4気筒、53は3.0Lの直6ターボ(449PS)です。53は後輪操舵が標準で、ISGも付いています。53は43の後継と報じられています。
GLCのAMGラインとAMGモデルは同じですか?
違います。AMGラインは220 dの見た目と内装をスポーティにするパッケージで、エンジンは変わりません。AMGモデルはエンジンや足まわりから別物です。
AMG GLC 53の燃費と税金はどれくらいですか?
WLTCモード燃費はSUV 10.6km/L、クーペ 10.7km/Lです。3.0Lなので自動車税は年50,000円になります。
中古のAMG GLCを選ぶ時の注意点は?
車検証の型式で、初代か現行か、43か63かを確かめてください。同じ63でも初代と現行では仕組みが違います。タイヤの残り溝と整備の記録も見ておきましょう。
AMG GLC 63はハイブリッドですか?
現行のAMG GLC 63 S E PERFORMANCEは、2.0Lターボにモーターを組み合わせたPHEVです。初代のAMG GLC 63とは仕組みが違います。
まとめ
- メルセデスAMG GLC 43は2.0L、53は3.0L直6ターボ、63は2.0L+モーターのPHEV
- 価格はSUVで43が1,232万円、53が1,275万円、63が1,844万円(時点は本文の表を参照)
- 53は2026年9月18日発売で449PS・後輪操舵標準、限定車は計150台
- AMGラインのスポーツ(930万円)とAMG 53の差は345万円で、エンジンから別物
- AMG 53は燃費10.6km/L・自動車税年50,000円・全幅1,920mmで維持費と車庫に注意





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