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ベンツGLCが気になっているけれど、『輸入車は壊れやすいって聞くし…』と不安になりますよね。すでに乗っていて、修理の見積もりに驚いた方もいるかもしれません。
結論から言うと、GLCで気をつけたいのは「壊れる回数」より「直す時の部品代と工賃」です。よく話題に上がる箇所を知って、早めに見てもらうだけで出費はかなり変わります。
この記事を読むと、GLCで起きやすいトラブルと、慌てずに済む備え方が分かります。
ベンツGLCは本当に壊れやすい?
『ベンツGLC 壊れやすい』と調べる方は多いですが、GLCだけの故障率を示す公的なデータはありません。ですから、この記事では「壊れやすい」と決めつけずに、よく話題に上がる箇所を見ていきます。
実は、輸入車が「壊れやすい」と言われる理由の多くは、修理代の高さにあるんです。同じ症状でも、部品が海外から来ることや、専用の診断機が要ることで金額が上がりやすくなります。
GLCは世代で中身が違います。日本では初代(X253)が2016年2月から、今の2代目(X254)が2023年3月から販売されています。
| 世代 | 型式 | 日本発売 | 主なパワートレイン |
|---|---|---|---|
| 初代 | X253(SUV)/C253(クーペ) | 2016年2月 | ガソリン・ディーゼル・PHEV・AMG |
| 2代目(現行) | X254(SUV)/C254(クーペ) | 2023年3月 | 220 d(ディーゼル+ISG)・350 e(PHEV)・AMG |
初代は2019年10月にマイナーチェンジしていて、前期と後期で装備が変わります。中古で乗っている方は、まず車検証で年式と型式を確かめてみてください。
- GLCだけの故障率の公的データは無く、「壊れやすい」は修理代の高さから来る印象も大きい
- 冷却水まわり・バッテリー・ディーゼルの排ガス浄化・足まわりのゴム部品は早めに見ておきたい
- 警告灯が点いたら、取扱説明書で意味を確かめてから販売店へ
- 保証が残っているうちに気になる症状を見てもらうのが、一番の節約になる
よく話題に上がる故障・不具合の箇所
GLCのオーナーの間でよく話題に上がるのは、次のような箇所です。どれも「この車だけの弱点」というより、年数と距離が進んだ車で出やすいものです。

| 箇所 | 出やすいサイン | まずやること |
|---|---|---|
| 冷却水・サーモスタット | 冷却水の減り、水温計の動きがおかしい、甘い匂い | 冷却水の量を見て、販売店で点検 |
| 12Vバッテリー・補機バッテリー | エンジンのかかりが悪い、警告メッセージ | 電圧の点検、交換時期の確認 |
| AdBlue・排ガス浄化(220 d) | AdBlueの補充メッセージ、警告灯 | 残量を見て補充、消えなければ点検 |
| エアサス(装着車) | 車高が下がる、片側だけ傾く | 早めに販売店で診断 |
| ドライブシャフトブーツ | タイヤの内側にグリスが飛ぶ | ブーツの破れを点検 |
| ライト・ランプ類 | 球切れ・点灯不良の表示 | 表示の内容を取扱説明書で確認 |
| エアコン | 効きが悪い、嫌な匂い | フィルターの状態を確認 |
| 画面・電装(MBUX) | 画面が固まる、つながらない | 再起動、ソフト更新の有無を確認 |
修理費は、部品の値段・工賃・依頼する店で大きく変わります。この記事では金額を決めつけず、見積もりの取り方を中心にお伝えしますね。
冷却水とサーモスタット
『冷却水が減っている気がする』という時は、放っておかない方がいい場面です。冷却水が足りないままだと、エンジンが熱を持ちすぎることがあるからです。
サーモスタットは、冷却水の流れを温度で切り替える部品です。ここが不調になると、水温がなかなか上がらない、逆に上がりすぎる、といった症状が出ることがあります。
冷却水の補充やサーモスタット交換は、車種専用の手順やエア抜きが要ることが多い作業です。自分で触る前に、販売店や輸入車に強い整備工場に相談してみてください。
ドライブシャフトブーツ
ドライブシャフトブーツは、タイヤに力を伝える軸の継ぎ目を覆うゴムの部品です。GLCは全車4MATICなので、前輪側にもドライブシャフトがあります。
ゴムが古くなって破れると、中のグリスが飛び散ります。タイヤの内側やホイールハウスが黒く汚れていたら、点検のサインです。
「ブーツだけの交換で済みますか?」
「早く見つかればブーツの交換で済むことが多いです。破れたまま走ると、中の継ぎ目まで傷むこともあるんですよ」
バッテリーとAdBlue
バッテリーは、輸入車で特に相談の多い部品です。GLCは装備が多いぶん電気をたくさん使うので、乗る回数が少ないと弱りやすくなります。
220 dはディーゼルなので、AdBlue(尿素水)の補充が要ります。補充のメッセージが出たら早めに補充しておきましょう。
詳しくはベンツGLCのバッテリー上がりと交換、ベンツGLCのAdBlue補充の時期・量・費用で見ています。
エアサスの故障リスクはベンツGLCのエアサスは必要?で、エアコンの不調はベンツGLCのエアコンが効かない・臭いときの原因で書いています。
修理費が高くなるのはなぜ?
『同じような修理なのに、国産車より高い』と感じる方も多いですよね。理由はいくつか重なっています。
- 部品の多くが海外から届く純正部品になる
- 専用の診断機での点検が要る作業がある
- 部品をまとめて交換する作り(ユニット交換)が多い
- 20インチなど大きいタイヤ・ホイールは単価が高い(Sportsは20インチ)
依頼する先によっても、金額と安心感が変わります。
| 依頼先 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 正規ディーラー | 専用の診断機と純正部品、保証やリコールの対応がまとめてできる | 工賃が高めになりやすい |
| 輸入車に強い整備工場 | 工賃を抑えやすく、優良部品の提案もある | 店によって経験と設備に差がある |
| 一般の整備工場 | 近くで頼みやすい | 診断機が無く、受けられない作業もある |
保証が残っている間は、正規ディーラーで見てもらうのが基本です。保証が切れた後は、ディーラーと専門店の両方で見積もりを取って比べてみてください。
見積もりを比べる時は、部品代と工賃を分けて書いてもらいましょう。どこで差がついているかが分かると、どこに頼むか決めやすくなります。
警告灯が点いたら?OBD2とジャッキアップポイント
走っている時に警告灯が点くと、ドキッとしますよね。まずは慌てずに、色と表示の内容を確かめるのが先です。

- 安全な場所に車を止める
- 警告灯の色とメッセージを確かめる
- 取扱説明書で意味と対処を調べる
- 赤い警告なら走行をやめて、販売店やロードサービスに連絡する
- 黄色い警告なら、早めに販売店で点検を受ける
警告灯ごとの意味はベンツGLCの警告灯・警告音の意味と対処で、取扱説明書の見方はベンツGLCの取扱説明書の見方とよく使う設定で詳しく書いています。ライトの表示が出た時はベンツGLCのライト・ランプ類の交換と設定も参考にしてみてください。
OBD2の場所
OBD2は、故障の記録を読み取る診断機をつなぐ差し込み口です。多くの車では運転席の足元、ハンドルの下あたりにあります。
GLCも運転席まわりのカバーの中にあることが多いですが、年式で位置が変わることがあります。取扱説明書か販売店で確かめてから探すのが確実です。
市販の診断機で記録を読むことはできますが、消しただけでは原因は直りません。記録の内容はメモしておき、点検の時に伝えると話が早く進みます。
ジャッキアップポイント
タイヤ交換などで車を持ち上げる時は、車体の下にある指定の位置にジャッキを当てます。位置を間違えると、車体の下を傷めることがあります。
位置と手順は取扱説明書に載っています。エアサス装着車は持ち上げる前の手順が決まっている場合もあるので、説明書の手順どおりに作業してください。
- 平らで固い地面で作業する
- 指定の位置以外にジャッキを当てない
- 車の下にもぐる時は、ジャッキだけで支えない
- 冷却水はエンジンが冷えてから触る
リコールの確かめ方
『自分のGLCがリコールの対象か知りたい』という方もいますよね。リコールは、車台番号で調べるのが確実です。
- 車検証で車台番号を確かめる
- メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのリコール情報を見る
- 国土交通省のリコール情報検索で車名と車台番号を照らす
- 対象なら正規ディーラーに連絡して、作業の予約を取る
リコールの作業は、正規ディーラーで無料で受けられます。中古で買った車や並行輸入車は、対策が済んでいるかを販売店に確かめておきましょう。
並行輸入車は、リコールの扱いが正規ディーラー車と違うことがあります。違いはベンツGLCは正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?で見ています。
故障に備えてできること
故障をゼロにはできませんが、出費の大きさは備え方で変わります。ここが大事なところです。
- 点検の時期を守る(メンテナンスプログラムの内容も確かめる)
- 保証が切れる前に、気になる症状をまとめて見てもらう
- 延長保証に入るかどうかを、保証が切れる前に決めておく
- 冷却水・AdBlue・タイヤの状態を月に1回見る
- 警告のメッセージは写真に撮って記録しておく
新車保証やメンテナンスプログラムの年数・内容は、契約の時期や販売店で変わることがあります。手元の保証書と契約書で確かめるか、販売店に聞いてみてください。
保証の中身と延長の考え方はベンツGLCの新車保証・メンテナンスプログラムで詳しく書いています。
修理が重なってきたら、売る選択肢も
年数と距離が進むと、修理が続く時期が来ることがあります。『次の車検で大きな出費になりそう』と感じたら、一度立ち止まって考えたいところです。
例えばこんな場面です。
「車検の見積もりで、交換する部品がたくさん出てきました」
「直して乗り続けるか、売って乗り換えるか、今の値段を知ってから決めても遅くないですよ」
直して乗るのか、売って乗り換えるのかは、今の車にいくら付くかで判断が変わります。買取の目安はベンツGLCの買取相場で、年式と走行距離ごとに見ています。
ベンツGLC買いたいドットコム
ベンツGLCの値段、先に相場を見ておく
今のGLCにいくら付くか、複数の買取店の査定額を並べて調べてみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
乗り換えでもう一度GLCを選ぶなら、ベンツGLCの値引き相場と限界額を先に読んでおくと商談が進めやすくなります。
よくある質問
ベンツGLCは壊れやすい車ですか?
GLCだけの故障率を示す公的なデータはありません。輸入車が壊れやすいと言われるのは、修理代が高くなりやすいことも大きな理由です。点検の時期を守って、気になる症状は早めに見てもらいましょう。
GLCのOBD2はどこにありますか?
運転席の足元、ハンドルの下あたりのカバーの中にあることが多いです。年式で位置が変わることがあるので、取扱説明書か販売店で確かめてみてください。
冷却水が減っている時はどうすればいいですか?
エンジンが冷えている時に量を確かめ、減っているなら販売店で点検を受けてください。漏れやサーモスタットの不調が原因のこともあります。
リコールの対象かどうかはどう調べますか?
車検証で車台番号を確かめ、メルセデス・ベンツ日本の公式サイトや国土交通省のリコール情報検索で照らしてみてください。対象なら正規ディーラーで作業を受けられます。
修理はディーラーと専門店のどちらがいいですか?
保証が残っている間は正規ディーラーが基本です。保証が切れた後は、ディーラーと輸入車に強い整備工場の両方で見積もりを取って比べるのがおすすめです。
まとめ
- GLCだけの故障率の公的データは無く、気をつけたいのは修理代の高さ
- 冷却水・サーモスタット、バッテリー、AdBlue、エアサス、ドライブシャフトブーツは早めに点検
- 警告灯は色と表示を確かめ、取扱説明書で意味を調べてから動く
- リコールは車台番号で公式サイトと国土交通省の検索で確かめる
- 修理が重なってきたら、今の値段を知ってから直すか売るかを決める





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