ベンツGLCの歴代モデル一覧|初代X253と現行X254の型式と見分け方

旧型と新型のミドルサイズSUVを並べたベンツGLCの歴代モデル記事のアイキャッチ

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中古のGLCを探していて、『X253とX254って何が違うの?』『この年式は前期?後期?』と迷うことはありませんか。

結論から言うと、メルセデス・ベンツ GLCの歴代は、初代(X253・2016年〜)と現行の2代目(X254・2023年〜)の2世代です。初代は2019年10月のマイナーチェンジで前期と後期に分かれるので、中古で見る時は3つに分けて考えると分かりやすいです。

この記事を読むと、それぞれの発売年と型式、グレードの変わり方、車検証で世代を見分ける方法が分かります。

目次

ベンツGLCは何クラス?どんな位置づけの車?

GLCは、メルセデス・ベンツのミドルサイズSUVです。セダンのCクラスがベースになっていて、5人乗りです。

ベンツのSUVの中では、真ん中のランクにあたります。小さいほうにGLAとGLB、大きいほうにGLEがあります。

ベンツのSUV大きさの位置づけGLCとの関係
GLA・GLBコンパクトGLCより小さい
GLCミドルサイズCクラスがベース
GLEラージGLCより大きい

GLCの前身はGLKクラスです。GLCは事実上GLKの後継として生まれ、名前のルールも「GL+クラスの文字」に揃えられました。

先に結論
  • GLCはCクラスがベースのミドルサイズSUV
  • 歴代は初代X253(2016年〜)と現行X254(2023年〜)の2世代
  • 初代は2019年10月のマイナーチェンジで前期と後期に分かれる
  • ボディはSUVとクーペの2種類で、型式の頭の文字が違う

『GLCって、Cクラスと何が違うの?』と思う方もいるはずです。土台は近いですが、GLCは背が高く、荷室も広いSUVの形をしています。サイズの階段はGLCとGLE・Cクラスの違いで比べています。

歴代モデルの一覧

まずは全体の流れを一覧で見ておきましょう。

世代型式(コード)日本発売主な出来事
初代 前期X253(SUV)/C253(クーペ)SUV 2016年2月9日/クーペ 2017年GLC 250 4MATICで登場
初代 後期X253/C2532019年10月3日マイナーチェンジMBUXを採用
2代目(現行)X254(SUV)/C254(クーペ)SUV 2023年3月16日/クーペ 2023年11月28日発売当初は220 d 4MATICのみ
次期(EV)GLC with EQ テクノロジー日本発売・価格は未発表2025年11月に日本初公開

型式のコードの頭のXはSUV、Cはクーペを表しています。253が初代、254が2代目です。

中古で選ぶ時は「初代前期」「初代後期」「現行」の3つに分けて見ると、装備と価格の差がつかみやすいですよ。

ベンツGLCの初代前期と後期と現行2代目と次期EVの流れを年表で示した図

初代X253(2016年〜2023年)はどんな車?

初代GLCは、2016年2月9日に日本で発売されました。最初はガソリンのGLC 250 4MATICからのスタートです。

その後、グレードが少しずつ増えていきました。初代は、ガソリン・ディーゼル・PHEV・AMGと、選べる幅が広かった世代です。

初代のグレードが増えた流れ
  1. 2016年 GLC 250 4MATICで発売
  2. 2016年9月 GLC 350 e(PHEV)とAMG GLC 43を追加
  3. 2017年 クーペを追加
  4. 2017年2月 GLC 200(後輪駆動)とGLC 220 d 4MATICを追加
  5. 2018年1月 AMG GLC 63を追加
  6. 2019年10月 マイナーチェンジで後期型へ。GLC 300 4MATICを追加

ここで気をつけたいのは、初代には後輪駆動のGLC 200や、ガソリンのGLC 300があったことです。現行の日本仕様には、2WDやガソリンの通常グレードはありません。

『GLC 200って中古で見かけるけど、今は無いの?』という疑問はこれが理由です。駆動方式が違うので、雪道をよく走る方は中古で選ぶ時に確かめておきましょう。

前期と後期はどこが違う?

初代は、2019年10月3日のマイナーチェンジで前期と後期に分かれます。大きな違いは、対話型の音声操作が使えるMBUXを採用したことです。

ライトやバンパーの形、使えるグレードも変わりました。細かい違いはX253の前期と後期の違いで見比べられます。

現行X254(2023年〜)はどう変わった?

2代目のGLCは、2023年3月16日にSUVが発売されました。クーペは同じ年の11月28日です。

発売当初は、ディーゼルのGLC 220 d 4MATICだけでした。その後、PHEVやAMG、装備を絞ったグレードが加わっています。

時期現行X254・C254の出来事
2023年3月SUV発売(220 d 4MATIC)
2023年11月クーペ発売、PHEVの350 eを追加
その後AMG GLC 43、AMG GLC 63 S E PERFORMANCEを追加
2025年3月装備を厳選した「Core(コア)」を追加
2026年3月AMGラインパッケージ標準の「Sports(スポーツ)」を追加
2026年9月価格改定、AMG GLC 53を発売(9月18日)

現行の日本仕様は、全車が4MATIC(四輪駆動)・9速AT・右ハンドルです。220 dはディーゼルにISG(マイルドハイブリッド)を組み合わせています。

現行X254の主な数字(220 d SUV)
  • 全長4,720mm・全幅1,890mm・全高1,640mm(メルセデス・ベンツ公式)
  • 2.0L直4ディーゼルターボ(1,992cc)、145kW(197PS)・440N・m
  • WLTC総合18.1km/L(コア)
  • 2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)はコア839万円、スポーツ930万円

全幅1,890mmは、初代よりも駐車場で気になりやすい数字です。機械式駐車場の制限で入らないことが多いので、自宅の駐車場の条件は先に確かめておきましょう。

改良ごとの細かい変化は一部改良・マイナーチェンジで変わったことにまとめています。

クーペはどう変わった?

クーペは、初代ではC253、現行ではC254です。SUVより屋根が後ろに向かってなだらかに下がる形で、全高が低くなっています。

現行の220 dで比べると、SUVの全高1,640mmに対してクーペは1,605mmです(メルセデス・ベンツ公式)。2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)では、同じ仕様のSUVより約30万〜48万円高くなります。

型式で世代を見分ける方法

中古車を見ていると、「X253」「X254」とだけ書かれていて戸惑うことがありますよね。世代を確かめるなら、車検証の型式欄を見るのが近道です。

現行の型式は、例えば220 d SUVが「3CA-254605」、220 dクーペが「3CA-254305」です。数字の部分に「254」が入っていれば現行、「253」なら初代と見当が付きます。

車検証の型式からベンツGLCの初代と現行を見分ける方法をまとめた図
現行GLCのグレードSUVの型式クーペの型式
220 d 4MATIC3CA-2546053CA-254305
350 e 4MATIC5LA-2546565LA-254356
AMG GLC 43 4MATIC4AA-254687C4AA-254387C
AMG GLC 53 4MATIC+4AA-2546744AA-254374
AMG GLC 63 S E PERFORMANCE4LA-254680C4LA-254380C

例えば中古車店で、こんなやり取りになることがあります。

「この車、初代と現行のどちらですか?」
「車検証の型式に254が入っているので、現行のX254ですね」

初代の前期か後期かは、型式だけでは分かりにくいことがあります。初度登録の年月が2019年10月より前か後かを合わせて見てみてください。

見分ける時の注意
  • 初度登録の年月は、生産の時期とずれることがある
  • マイナーチェンジ前後に登録された車は、装備で確かめる
  • 並行輸入車は型式の表記が違うことがある

型式や装備で迷ったら、販売店に車台番号を伝えて確かめてもらうのが確実です。

生産国と、次の新型EV

『GLCってどこで作られているの?』と気になる方もいますよね。GLCはドイツの自動車メーカーの車で、日本向けの車は主にドイツの工場で作られていると言われています。

個々の車の生産国は、車体のラベルや車台番号で確かめられます。気になる方は販売店に聞いてみてください。

次の新型GLCはEVになる?

メルセデス・ベンツは、電気自動車の新型「GLC with EQ テクノロジー」を2025年9月に世界初公開しました。日本では2025年11月に初公開されています。

ただ、日本での発売時期と価格は、2026年10月3日時点で発表されていません。2026年内の導入が予定されていると報じられている段階です。

今のGLCはどうなる?

エンジン車のGLC(X254)は、新型EVと併売されると報じられています。EVを待つか今のGLCを選ぶかは、新型GLC(EV)の日本発売と今のGLCとの違いで比べてみてください。

中古で歴代GLCを選ぶ時の考え方

歴代を知っておくと、中古車の値段の差にも納得がいきます。同じ「GLC」でも、世代と年式で装備がかなり違うんです。

選び方向いている人気をつけたいこと
初代 前期(2016年〜2019年9月)価格を抑えたいMBUX無し・年数と走行距離
初代 後期(2019年10月〜)MBUXを使いたい・費用も抑えたい前期との見分け
現行 X254(2023年〜)新しい装備と保証の残りを重視全幅1,890mm・価格
初代を中古で選ぶ
  • 価格を抑えやすい
  • 後輪駆動やガソリンなど選択肢が多い
初代を中古で選ぶ
  • 年数がたち、修理費がかかりやすい

『安い初代と、高い現行で迷う』という方は多いはずです。乗る年数と、故障した時の修理費まで含めて考えると決めやすくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車で現行を検討している方は、値引きの相場と交渉の順番をGLCの値引き相場と限界額で先に見ておくと安心です。

どの世代を選ぶにしても、整備の記録がそろっている車を選ぶのが安心です。特に初代は年数がたっているので、記録簿の有無を販売店で確かめてみてください。

よくある質問

ベンツGLCは何クラスの車ですか?

CクラスがベースのミドルサイズSUVです。ベンツのSUVではGLA・GLBより大きく、GLEより小さい位置づけです。

GLCの歴代モデルは何世代ありますか?

初代X253(日本発売2016年)と、現行の2代目X254(日本発売2023年)の2世代です。初代は2019年10月に前期と後期に分かれます。

X253とX254は車検証でどう見分けますか?

型式の数字の部分に253が入っていれば初代、254なら現行が目安です。現行220 d SUVの型式は3CA-254605です。

現行のGLCに2WDやガソリン車はありますか?

現行の日本仕様は全車4MATIC(四輪駆動)で、ガソリンの通常グレードはありません。後輪駆動のGLC 200やGLC 300は初代のグレードです。

新型のEV版GLCはいつ日本で発売されますか?

2026年10月3日時点で日本の発売時期と価格は発表されていません。2026年内の導入が予定されていると報じられています。

まとめ

この記事の要点
  • GLCはCクラスがベースのミドルサイズSUVで、前身はGLKクラス
  • 歴代は初代X253(2016年〜)と現行X254(2023年〜)の2世代
  • 初代は2019年10月のマイナーチェンジで前期と後期に分かれる
  • 車検証の型式に253か254が入っているかで世代の見当が付く
  • 次の新型EVは日本発売・価格が未発表で、エンジン車と併売と報じられている
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ベンツGLC買いたいドットコム 編集部

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