ベンツGLCのアドブルー(AdBlue)補充の時期・容量・費用

SUVの給油口の横に青いボトルを置いたベンツGLCのアドブルー補充の記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

GLC 220 dに乗っていて、メーターに『AdBlue』の表示が出てドキッとした方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、アドブルーは軽油とは別に補充する液体で、残量の表示が出たら早めに足せば大丈夫です。ディーラーでもガソリンスタンドでも入れられ、自分で補充することもできます。

この記事を読むと、補充のタイミング、容量の確かめ方、どこで入れるといくらくらいかが分かります。

目次

ベンツGLCのアドブルーとは?

アドブルー(AdBlue)は、ディーゼル車の排気ガスをきれいにするために使う尿素水です。燃料ではなく、排気の中の有害な成分を減らす装置で使われます。

GLCの中でアドブルーが要るのは、ディーゼルエンジンの220 dだけです。350 eやメルセデスAMG GLC 53はガソリン(無鉛プレミアム)なので、アドブルーの補充はありません。

現行GLC燃料アドブルーの補充自動車税(年額)
220 d 4MATIC軽油要る36,000円
350 e 4MATIC(PHEV)無鉛プレミアム要らない36,000円
AMG GLC 53 4MATIC+無鉛プレミアム要らない50,000円

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。220 dは総排気量1,992ccで「1.5L超2.0L以下」の区分になります。

先に結論
  • アドブルーが要るのは、現行GLCでは220 dだけ
  • 残量の表示が出たら、早めに補充する
  • ディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店、自分で補充のどれでもよい
  • 空になると、エンジンをかけ直せなくなる仕組みの車が多いので放置しない

『ディーゼルって、アドブルーの分だけ手間がかかるの?』と思う方も多いはずです。

実際は、給油ほど頻繁に補充するものではありません。点検の時にディーラーで足してもらっている方も多いですよ。

ディーゼルならではの出費が維持費のどこに入るかは、GLCの年間維持費の内訳で全体を見られます。

アドブルーの補充時期はいつ?

アドブルーの減り方は、走る距離と走り方で変わります。だから「何km走ったら補充」と決まった数字では言いにくいんです。

目安になるのは、メーターに出る残量の表示です。GLCは、アドブルーが少なくなるとメーターのディスプレイにメッセージを出して知らせてくれます。

残量の表示が出た時の流れ
  1. メーターのメッセージで、あと何km走れるかを確かめる
  2. 近いうちに寄れるディーラーかガソリンスタンドを探す
  3. 補充できる場所で、アドブルーを入れてもらうか、自分で補充する
  4. 補充後、メッセージが消えたかを確かめる
  5. 消えない時は、少し走ってから再度確かめ、それでもならディーラーに相談する

表示の意味や出方は、年式やソフトウェアで違うことがあります。自分の車のメッセージは取扱説明書で確かめておきましょう。警告の見方は警告灯・警告音の意味と対処でもまとめています。

よくある失敗

「まだ走れるから」と残量の表示を放置すること。アドブルーが空になると、エンジンを止めたあとにかけ直せなくなる仕組みのディーゼル車が多いです。出先で動けなくなる前に、表示が出た週のうちに補充しておきましょう。

例えばこんなやり取りはよくあります。

「メーターにアドブルーの表示が出たんだけど、すぐ止まっちゃうの?」
「あと何km走れるか出ているはずだから、その距離のうちに入れれば大丈夫だよ」

点検の時に一緒に補充してもらう方法も

ディーラーで定期点検や車検を受ける時に、アドブルーも一緒に足してもらうことができます。

普段からディーラーで点検を受けている方なら、これが一番楽な方法ですよね。メンテナンスプログラムでアドブルーの補充がどこまで含まれるかは、契約内容で違います。保証や点検パックの中身は新車保証・メンテナンスプログラムはどこまで使えるかで確かめてみてください。

アドブルーの容量はどれくらい?

『GLCのアドブルーのタンクって、何リットル入るの?』という疑問もありますよね。

アドブルーのタンク容量は、年式や仕様で違う場合があります。この記事では断定せず、取扱説明書か販売店で確かめる方法をおすすめします。

220 dの数字(現行SUV Core・公式諸元)値
燃料タンク(軽油)62L
燃費(WLTCモード)18.1km/L
CO2排出量143g/km
アドブルータンク取扱説明書・販売店で確認

燃料タンク62Lと燃費18.1km/Lで計算すると、満タンからの走行距離はカタログ上で約1,100kmになります。実際の燃費は走り方で変わるので、あくまでカタログ値からの目安です。

容量を確かめる方法
  • 取扱説明書の「技術データ」や「容量」のページを見る
  • 車検証で年式と型式を確かめてから、販売店に聞く
  • 補充を頼んだ時に、何リットル入ったかを明細で確かめる

補充の明細を残しておくと、自分の車でどれくらいの間隔で減るのかがつかめます。次の補充の時期を読むのにも役立ちますよ。

アドブルーの補充費用はどれくらい?

費用は、どこで補充するかで大きく変わります。同じアドブルーでも、店によって1リットルあたりの値段も工賃も違うんです。

補充する場所費用の傾向よいところ気になるところ
ディーラー高めになりやすい点検と一緒に任せられる工賃がかかることがある
ガソリンスタンド店で差が大きい給油のついでに頼める扱っていない店もある
カー用品店比べると抑えやすいボトルを買って自分で入れられる店舗に行く手間がある
自分で補充ボトル代だけ一番安く済みやすいこぼさない注意が要る

ボトル入りのアドブルーは、10L前後の容量で数千円程度のものが多いです。ただ、値段は時期と店で変わるので、ここでは傾向として見てください。

『ディーラーで頼むのと自分で入れるの、どっちがいい?』と迷いますよね。

補充の回数はそれほど多くないので、どこで入れても年間の差は大きくなりにくいです。点検の時にまとめて任せるか、自分で手軽に済ませるかは、好みで選んで大丈夫です。

220 dの年間の維持費の中で見ると

アドブルーの費用は、GLCの維持費全体から見ると小さな出費です。

例えば、年1万km走るとして、軽油の量はカタログ燃費18.1km/Lで約552Lになります。燃料代や税金に比べれば、アドブルー代は数千円から1万円台くらいに収まることが多いはずです。

燃料代、税金、保険、車検まで含めた年間の目安はベンツGLCの維持費は年間いくら?でまとめています。

ベンツGLCのアドブルーを補充する場所ごとの費用の傾向を比べた図

自分でアドブルーを補充する手順は?

自分で補充するのは、思っているより簡単です。ポイントは、入れる場所を間違えないことなんです。

「ボトルで買ってきたけど、どこに入れるの?」
「給油口の近くの青いキャップのほう。軽油の口とは別だから、そこだけは間違えないでね」

自分で補充する手順
  1. エンジンを止め、平らな場所に車を止める
  2. 給油口のふたを開け、青いキャップのアドブルーの補充口を確かめる
  3. ボトルに付いているノズルを補充口に差し込む
  4. ゆっくり注ぎ、あふれる前に止める
  5. キャップを閉め、こぼれた液はすぐに水で流す
  6. エンジンをかけて、残量の表示が変わったか確かめる

補充口の場所は、年式や仕様で違うことがあります。初めての時は、取扱説明書で場所を確かめてから作業してみてください。

よくある失敗

アドブルーを軽油の給油口に入れてしまうこと、または軽油をアドブルーの補充口に入れてしまうこと。どちらも部品の交換が必要になるおそれがあります。間違えたら、エンジンをかけずにディーラーへ連絡しましょう。

アドブルーを選ぶ時の注意は?

アドブルーは、決まった規格(ISO 22241)に合った製品を使います。ボトルに規格の表示があるかを確かめてから買っておきましょう。

水で薄めたり、ほかの液体を混ぜたりするのは避けてください。排気をきれいにする装置の故障につながるおそれがあります。

初代GLCや中古の220 dでもアドブルーは要る?

中古でGLCを探している方は、『初代の220 dも同じなの?』と気になりますよね。

初代GLC(X253)にも、2017年2月にディーゼルのGLC 220 d 4MATICが追加されています。年式で装置の細かい仕様は違いますが、アドブルーの補充が要る点は同じと考えておきましょう。

世代ディーゼルアドブルーの補充
初代 X253(2016年2月〜)GLC 220 d 4MATIC(2017年2月追加)要る
現行 X254(2023年3月〜)GLC 220 d 4MATIC(ISG付き)要る

中古の220 dを買う時は、アドブルーまわりの整備の記録も見ておくと安心です。

中古の220 dで確かめたいこと
  • メーターにアドブルー関係のメッセージが出ていないか
  • 点検記録簿に、アドブルー装置の修理や部品交換の記録があるか
  • 補充口のまわりに、白い結晶が多く固まっていないか
  • 販売店の保証で、排気の装置が対象に入るか

中古の選び方全体は中古車の選び方|狙い目の年式・走行距離でまとめています。

アドブルーのトラブルで気をつけたいことは?

アドブルーは補充さえしていれば、普段は気にしなくていい装備です。ただ、年数がたつと、関係する部品の不具合が出ることもあります。

自分で対処しやすいこと
  • 残量の表示が出た時の補充
  • こぼれたアドブルーの拭き取り
  • 補充後の表示の確認
  • 補充の記録をつけること
ディーラーや専門店に任せたいこと
  • 補充しても警告が消えない
  • 「システムの不具合」のようなメッセージが出る
  • エンジンの警告灯が一緒に点く
  • 補充口のまわりに白い結晶が固まっている

アドブルーは乾くと白い結晶になります。補充口のまわりに付いていたら、ぬるま湯で拭いておくと安心ですよ。

警告が消えない時は、部品の点検が必要になることがあります。保証期間中なら、まずディーラーに相談するのが先です。ディーゼルのよい点と注意点はGLC 220dのディーゼルは買いかでも詳しく見ています。

これから新車でGLCを選ぶ方は、ベンツGLCの値引き相場と限界額を読んでおくと、点検パックを含めた総額の話もしやすくなります。

ベンツGLCのアドブルーを自分で補充する手順と注意点を並べた図

よくある質問

ベンツGLCのアドブルーはどれくらいで補充が必要ですか?

走る距離と走り方で変わるため、決まった距離では言えません。メーターに残量の表示が出たら、早めに補充しておきましょう。

GLCのアドブルーの容量は何リットルですか?

年式や仕様で違う場合があるので、取扱説明書の容量のページか販売店で確かめてみてください。補充を頼んだ時の明細でも、入った量が分かります。

アドブルーが空になるとどうなりますか?

空になると、エンジンを止めたあとにかけ直せなくなる仕組みのディーゼル車が多いです。残量の表示が出たら放置しないことが大事です。

ガソリンスタンドでアドブルーを入れてもらえますか?

扱っている店なら入れてもらえます。扱っていない店もあるので、寄る前に確かめておくと安心です。

350 eやAMG GLC 53にもアドブルーは要りますか?

要りません。現行GLCでアドブルーを使うのは、ディーゼルの220 dだけです。

まとめ

この記事の要点
  • 現行GLCでアドブルーが要るのは、ディーゼルの220 dだけ
  • 補充の時期は、メーターに残量の表示が出たらが目安
  • 容量は年式や仕様で違うことがあるので、取扱説明書か販売店で確かめる
  • 費用はディーラーが高めになりやすく、自分で補充すればボトル代だけ
  • 給油口と補充口を間違えないこと、規格に合った製品を使うことが大事
ベンツGLC買いたいドットコム

ベンツGLC買いたいドットコム 編集部

ベンツGLCの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次