ベンツGLCの車検費用の目安と安く抑えるコツ|頼む先の違い

整備工場のリフトに上がったSUVと見積書を写したベンツGLCの車検の記事のアイキャッチ

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GLCの初めての車検が近づいてきて、『ベンツの車検って、いくらかかるんだろう』と不安になっている方も多いですよね。

結論から言うと、ベンツGLCの車検費用は、だれが受けても同じ「法定費用」と、店と車の状態で変わる「点検・整備費」に分けて考えると読みやすくなります。高くなるかどうかは、ほぼ後者で決まるんです。

この記事を読むと、車検費用の内訳、年式ごとに増える交換部品、頼む先の選び方、費用を抑えるコツが分かります。

目次

ベンツGLCの車検費用は何で決まる?

車検の見積もりは、大きく2つのかたまりでできています。ここを分けて見るだけで、高いか安いかの判断がしやすくなりますよ。

費用のかたまり中身どこで受けても同じか
法定費用自動車重量税・自賠責保険料・検査の印紙代ほぼ同じ
点検・整備費24か月点検の基本料金・検査の代行料店で変わる
部品代と交換工賃ブレーキ・オイル・バッテリー・タイヤなど車の状態と店で大きく変わる

法定費用は、ディーラーでも専門店でも基本的に変わりません。差がつくのは、点検の基本料金と、交換する部品の数と値段です。

先に結論
  • 車検費用は「法定費用」と「点検・整備費・部品代」に分けて見る
  • 法定費用はどこで受けてもほぼ同じ。差がつくのは部品代と工賃
  • 年式が進むほど交換部品が増え、費用も上がりやすい
  • ディーラーと輸入車専門店で、同じ条件の見積もりを取って比べる

『ベンツの車検は、国産車の倍くらいかかるって本当?』と聞かれることもあります。

実は、車検費用が国産車より高くなりやすいのは、法定費用ではなく部品代のほうです。GLCは純正部品の値段が国産車より高めで、ブレーキなどはまとめて替えることが多いからなんです。

法定費用の中身は?重量税の区分

法定費用のうち、GLCで気になるのは自動車重量税です。車両重量で区分が決まり、グレードによって分かれます。

現行GLC車両重量(公式諸元)重量税の区分自動車税(年額)
220 d SUV(Core)1,930kg1.5t超2.0t以下36,000円
220 d クーペ1,940kg1.5t超2.0t以下36,000円
AMG GLC 53 SUV2,050kg2.0t超2.5t以下50,000円
AMG GLC 53 クーペ2,060kg2.0t超2.5t以下50,000円

車両重量はメルセデス・ベンツ公式の諸元、自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。自動車税は車検の時ではなく、毎年5月ごろに払います。

重量税の金額は、エコカー減税の扱いや登録からの年数で変わります。この記事では額を断定せず、車検の見積もりの「法定費用」の欄で確かめる方法をおすすめします。

法定費用で確かめたいこと
  • 重量税の額と、エコカー減税の扱いが反映されているか
  • 自賠責保険料が24か月分になっているか
  • 検査の印紙代が書かれているか
  • 法定費用と、店の手数料が分けて書かれているか

税金の区分と、長く乗った時に重量税が上がる仕組みはベンツGLCの自動車税と重量税で詳しく見ています。

初回の車検と2回目以降で何が変わる?

GLCの車検は、新車から3年目、そのあとは2年ごとです。年式が進むと、車検の時に交換する部品が増えていきます。

例えばこんなやり取りはよくあります。

「初めての車検は思ったより安かったのに、2回目でぐんと上がったんだけど…」
「5年目はブレーキやバッテリー、タイヤの交換が重なりやすいからね。部品の内訳を見てみよう」

車検の回登録からの年数交換が増えやすい部品費用の傾向
初回3年目ブレーキフルード・ワイパー・各種フィルター比べると抑えやすい
2回目5年目ブレーキパッドとローター・バッテリー・タイヤ部品代が増えやすい
3回目7年目ゴム部品・足回り・エアコンまわり修理を含むと上がりやすい
4回目以降9年目〜年数で傷む部品が増える車の状態で大きく変わる

表は、輸入車でよくある交換の時期の傾向です。走る距離や乗り方で、交換の時期は前後します。

保証が切れる時期と、車検の時期が重なると、その年の出費が大きくなりやすいです。新車保証やメンテナンスプログラムで何がカバーされるかは、新車保証・メンテナンスプログラムはどこまで使えるかで確かめてみてください。

よくある失敗

初回の車検の金額をもとに、2回目も同じくらいと思って予算を組むこと。2回目はブレーキやバッテリーなどの交換が重なりやすく、見積もりが大きく上がることがあります。初回の車検の時に「次に替えそうな部品」を聞いておきましょう。

220 dと350 eで気をつけたいこと

ディーゼルの220 dは、点検の時にアドブルー(尿素水)の補充もできます。補充の時期と費用はアドブルー補充の時期・容量・費用でまとめています。

PHEVの350 eは、駆動用の高電圧バッテリー(31.2kWh)を積んでいます。高電圧の部品を扱うので、車検や点検は、メルセデスの作業に慣れた店に頼むのが安心です。

ベンツGLCの車検費用を法定費用と点検整備費と部品代に分け、車検の回ごとに増える交換部品を並べた図

ディーラーと専門店、どこで車検を受ける?

『ディーラー車検は高いって聞くけど、ほかで受けても大丈夫?』と迷いますよね。

結論から言うと、保証やメンテナンスプログラムが残っているうちはディーラー、切れたあとは輸入車専門店と見積もりを比べる、という分け方が分かりやすいです。

頼む先費用の傾向よいところ気になるところ
正規ディーラー高めになりやすい純正部品・専用の診断機・ソフトウェアの更新・整備記録予防のための交換を多めに勧められることがある
輸入車専門店抑えやすい社外品も選べる・メルセデスに慣れた店がある店で腕と設備に差がある
車検チェーン・カー用品店店で差が大きい予約しやすく早い輸入車の部品を取り寄せに時間がかかることも
ユーザー車検法定費用が中心費用を抑えやすい点検と整備は自分で手配。輸入車では手間が大きい

ディーラーのよいところは、専用の診断機でソフトウェアの更新やリコールの確認まで一緒に済むことです。整備記録がきちんと残るので、売る時の査定でも話がしやすくなります。

輸入車専門店は、純正と品質の近い社外品を選べることが多く、部品代を抑えやすいです。ただ、どの店も同じではないので、メルセデスの車検の実績があるかを聞いてから頼んでみてください。

ディーラーが向いている人
  • 保証やメンテナンスプログラムが残っている
  • 整備記録をディーラーでそろえて、売る時に生かしたい
  • 350 eやAMGなど、専用の作業が多いモデルに乗っている
専門店も比べたい人
  • 保証が切れて、部品代を自分で払う
  • 社外品も含めて、部品の選び方を相談したい
  • ディーラーの見積もりが高く感じた

車検費用を安く抑えるコツは?

車検費用を抑えるコツは、「やらなくていい交換を見分けること」と「同じ条件で比べること」です。安さだけで店を選ぶと、あとで別の修理が増えることもあるので気をつけましょう。

車検費用を抑える手順
  1. 車検の2か月ほど前に、ディーラーの見積もりを取る
  2. 同じ内容で、輸入車専門店にも見積もりを頼む
  3. 部品ごとに「今すぐ必要」「次回でもよい」を聞いて分ける
  4. 純正部品と社外品の値段を、同じ部品で並べて比べる
  5. 法定費用以外の合計で比べて、頼む先を決める

ここが大事なところです。見積もりで「おすすめ」とされている交換が、今すぐ必要なのか、まだ使えるのかを店の人に聞いてみてください。理由を説明してくれる店は、信頼しやすいですよ。

『全部断ったら、かえって危ないんじゃない?』という不安もありますよね。

そう感じるのは自然です。ブレーキやタイヤのように安全に関わる部品は、勧められたら替えておくのが安心です。一方で、ワイパーやフィルターのように自分で手配できるものは、店に任せずに替える方法もあります。

自分で手配しやすいもの
  • ワイパーゴム
  • エアコンフィルター
  • 室内の清掃・洗車

エアコンフィルターとワイパーの交換手順はエアコンフィルター・ワイパー交換の手順でまとめています。ブレーキの交換時期と、ディーラーと専門店の費用の差はブレーキパッド交換の時期と費用で見てみてください。

車検の費用を維持費の予定に入れるには?

車検は2年に1度ですが、来る年はまとまった出費になります。1年あたりにならして、毎月少しずつ取り分けておくと安心です。

予定に入れたいこと考え方
車検の費用見積もりの額を2で割って、1年あたりにする
重量税車検の時に2年分。区分は220 dが1.5t超2.0t以下
自動車税車検とは別に毎年5月ごろ。220 dは36,000円
2回目以降の交換部品初回の車検の時に、次に替えそうな部品を聞いておく
保証が切れる時期車検の年と重なるかを確かめる

例えば、220 d SUVで年1万km走る場合、自動車税36,000円と燃料代約8.8万円(燃費18.1km/L、軽油1L=160円と仮定)で、ここまでで約12.4万円です。これに車検費用を2で割った額を足すと、1年あたりの出費が見えてきます。

年間の維持費全体はベンツGLCの維持費は年間いくら?で項目ごとに見ています。

補足

車検の時期は、車検証の「有効期間の満了する日」で確かめられます。満了日の少し前に受けても、決められた期間の中なら次の有効期間は短くなりません。受けられる期間は、予約の時に店で確かめてみてください。早めに予約しておくと、見積もりを比べる時間も取れますよ。

車検の前に乗り換えを考える人も

2回目や3回目の車検の見積もりを見て、乗り換えを考える方もいます。車検を通す費用と、今売った時の値段を並べて比べてみると、判断がしやすくなりますよ。

これから新車でGLCを選ぶ方は、メンテナンスプログラムを含めた総額で比べるのがおすすめです。2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)は、220 d SUVのCoreで839万円です。値引きの目安と商談の順番はベンツGLCの値引き相場と限界額で見られます。

ベンツGLCの車検をディーラーと輸入車専門店と車検チェーンとユーザー車検で受けた場合の違いと費用を抑える手順を並べた図

よくある質問

ベンツGLCの車検費用はいくらくらいですか?

法定費用はどこで受けてもほぼ同じで、差がつくのは点検・整備費と部品代です。年式と交換する部品で大きく変わるので、ディーラーと輸入車専門店で同じ条件の見積もりを取って比べてみてください。

GLCの重量税はどの区分ですか?

220 dは車両重量1,930kg(SUV Core)で1.5t超2.0t以下、AMG GLC 53は2,050kg以上で2.0t超2.5t以下の区分です。額はエコカー減税の扱いで変わるため、見積もりで確かめてみてください。

初めての車検はいつですか?

新車から3年目が初回で、そのあとは2年ごとです。車検証の有効期間の満了日で確かめられます。

ディーラー以外で車検を受けると保証に影響しますか?

保証やメンテナンスプログラムの条件で扱いが違うことがあります。保証が残っているうちは、ディーラー以外で受ける前に、保証への影響をディーラーに聞いておきましょう。

ユーザー車検でもGLCは通せますか?

通すことはできますが、点検と整備は自分で手配する必要があります。輸入車は部品の取り寄せや診断機が要る場面もあるので、慣れていない方は店に任せるのが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • ベンツGLCの車検費用は、法定費用と、点検・整備費・部品代に分けて見る
  • 法定費用はほぼ同じで、差がつくのは部品代と工賃
  • 重量税は220 dが1.5t超2.0t以下、AMG GLC 53が2.0t超2.5t以下の区分
  • 2回目の車検(5年目)からブレーキやバッテリーなどの交換が増えやすい
  • ディーラーと輸入車専門店で、同じ条件の見積もりを取って比べる
ベンツGLC買いたいドットコム

ベンツGLC買いたいドットコム 編集部

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