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『ベンツって、税金も国産車より高いんでしょ?』と思っている方は多いですよね。
結論から言うと、ベンツGLCの自動車税と重量税は、国産車と同じ決まりで計算されます。ディーゼルの220 dなら自動車税は年36,000円で、2.0Lクラスの国産車と変わりません。
この記事を読むと、グレードごとの自動車税、買った月で変わる月割りの額、重量税の区分、長く乗った時に気をつけたいことが分かります。
ベンツGLCの自動車税はいくら?
自動車税(種別割)は、毎年4月1日の時点の持ち主に、エンジンの排気量で決まる額がかかる税金です。輸入車だから高くなる、ということはないんです。
現行のメルセデス・ベンツ GLC(2代目・X254/C254)で並べると、こうなります。
| 現行GLC | 総排気量 | 区分 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|---|
| GLC 220 d 4MATIC(SUV・クーペ) | 1,992cc | 1.5L超2.0L以下 | 36,000円 |
| GLC 350 e 4MATIC(PHEV) | 2.0L | 1.5L超2.0L以下 | 36,000円 |
| メルセデスAMG GLC 43 4MATIC | 2.0L | 1.5L超2.0L以下 | 36,000円 |
| メルセデスAMG GLC 53 4MATIC+ | 3.0L | 2.5L超3.0L以下 | 50,000円 |
| メルセデスAMG GLC 63 S E PERFORMANCE | 2.0L | 1.5L超2.0L以下 | 36,000円 |
税額は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。排気量はメルセデス・ベンツ公式の諸元にもとづいています。
- 220 d・350 e・AMG 43・AMG 63は年36,000円
- AMG GLC 53だけが3.0Lで、年50,000円
- SUVとクーペ、CoreとSportsで自動車税は変わらない
- 輸入車でも税金の計算は国産車と同じ
意外なのは、AMG GLC 63 S E PERFORMANCEが年36,000円で済むことかもしれません。エンジンは2.0Lにモーターを組み合わせたPHEVなので、排気量の区分では220 dと同じなんです。
『じゃあ、どのグレードを選んでも税金は同じ?』と思いますよね。
自動車税で差がつくのは、3.0LのAMG GLC 53だけです。年14,000円の差なので、10年乗ると14万円の差になります。
買った月で変わる?1年目の自動車税
新車で買った年は、自動車税を1年分払うわけではありません。登録した翌月から3月までの月数分を、月割りで払います。
220 dなら年36,000円なので、1か月あたり3,000円です。登録した月ごとに計算すると、こうなります。
| 220 dの登録月 | 月割りの月数 | 1年目の自動車税 |
|---|---|---|
| 4月 | 11か月(5月〜3月) | 33,000円 |
| 7月 | 8か月(8月〜3月) | 24,000円 |
| 10月 | 5か月(11月〜3月) | 15,000円 |
| 1月 | 2か月(2月〜3月) | 6,000円 |
| 3月 | 0か月 | 0円 |
月割りの自動車税は、車を買う時の諸費用として、見積もりの中で払うことが多いです。
例えばこんな会話はよくあります。
「3月に登録すると、その年の自動車税はかからないの?」
「そう。ただ、4月1日の持ち主になるから、5月には1年分の36,000円の通知が来るよ」
3月に登録して「税金が安く済んだ」と思っていたら、すぐ5月に1年分の通知が届いて驚くこと。3月登録は1年目の月割りが0円になるぶん、翌年度の1年分がすぐ来ます。納車の時期と一緒に、資金の予定を立てておきましょう。
クーペやSportsを選ぶと税金は変わる?
『クーペのほうが値段が高いから、税金も上がるの?』と気になる方もいますよね。
毎年の自動車税は排気量で決まるので、SUVでもクーペでも、CoreでもSportsでも220 dなら同じ36,000円です。車両価格が高いグレードを選んでも、毎年の税額は変わりません。
ただ、購入時の環境性能割と消費税は、車両価格やオプションの額で変わります。2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)は、220 d SUVのCoreが839万円、Sportsが930万円、クーペのCoreが887万円です。価格の差はベンツGLCの新車価格一覧で見られます。
売った時や手放した時は?
車を売ったり廃車にしたりした時の扱いは、手放し方で違います。廃車(抹消登録)なら月割りで戻ってくる仕組みがあり、売却の場合は買取店が査定額の中で調整することが多いです。
売る時期と税金の関係は、査定の時に買取店に聞いてみてください。
ベンツGLCの重量税はどの区分?
自動車重量税は、新車の購入時と車検の時に、車の重さで決まる額を払う税金です。GLCは、グレードによって重さの区分が分かれます。
| 現行GLC | 車両重量(公式諸元) | 重量税の区分 |
|---|---|---|
| 220 d SUV(Core) | 1,930kg | 1.5t超2.0t以下 |
| 220 d クーペ | 1,940kg | 1.5t超2.0t以下 |
| AMG GLC 53 SUV | 2,050kg(パノラマルーフ付 2,080kg) | 2.0t超2.5t以下 |
| AMG GLC 53 クーペ | 2,060kg(同 2,090kg) | 2.0t超2.5t以下 |
重量税の実際の金額は、エコカー減税などの扱いで変わることがあります。クリーンディーゼルの220 dやPHEVの350 eで、どの税率になるかは年式と登録の時期で違います。
ここが大事なところです。この記事では重量税の金額を断定せず、新車の見積もりに書かれている額で確かめる方法をおすすめします。見積もりの「法定費用」の欄に載っていますよ。
- 新車の見積もりで「自動車重量税」の欄を見る
- 車検の見積もりで、法定費用の内訳を見る
- 車検証で車両重量と初度登録年月を確かめる
- 国土交通省の「次回自動車重量税額照会」で調べる
『AMG GLC 53は、重さでも区分が上がるの?』という疑問もありますよね。
そうなんです。AMG GLC 53は2,050kg以上で、220 dより1つ上の2.0t超2.5t以下の区分になります。自動車税だけでなく、車検の時の重量税も220 dより高くなるんです。

買う時にかかる税金は何がある?
新車でGLCを買う時は、毎年の自動車税とは別に、購入時だけかかる税金もあります。見積もりの諸費用の中に入っているものです。
| 購入時の税金 | いつ払う | 中身 |
|---|---|---|
| 環境性能割 | 購入時 | 取得価額と燃費性能で決まる。対象外になる場合もある |
| 自動車重量税 | 購入時(新車は3年分) | 車両重量の区分で決まる |
| 自動車税(月割り) | 購入時 | 登録した翌月から3月まで |
| 消費税 | 購入時 | 車両価格やオプションにかかる |
環境性能割と重量税は、エコカー減税などの扱いで額が変わります。クリーンディーゼルやPHEVで、どこまで軽くなるかは時期で違うので、見積もりの額で確かめてみてください。
- 見積もりの「法定費用」「税金・保険料」の欄を探す
- 環境性能割、重量税、自動車税(月割り)が分けて書かれているかを見る
- 登録する月で、自動車税の月割りがいくらになるかを聞く
- 消費税が、車両本体とオプションのどこにかかっているかを確かめる
- 分からない項目は、その場で販売店に聞いて書き込んでおく
税金は値引きの対象ではありません。見積もりで値引きを比べる時は、税金や保険料などの法定費用を除いた部分で比べるのがコツです。見積もりの見方はベンツGLCの見積もりの見方で、値引きの目安はベンツGLCの値引き相場と限界額で詳しく見ています。
長く乗ると税金は上がる?
『10年以上乗るつもりだけど、税金は変わらない?』という方もいるはずです。
実は、古い車には税金を重くする仕組みがあります。自動車税は、ディーゼル車は新規登録から11年、ガソリン車は13年を超えると税額が上がります。重量税も、13年と18年を超えると重くなる仕組みです。
| 税金 | 重くなる時期の目安 | GLCで気にしたいモデル |
|---|---|---|
| 自動車税 | ディーゼル11年超、ガソリン13年超 | 初代の220 d(2017年2月追加)やガソリンのGLC 250など |
| 自動車重量税 | 13年超、18年超 | 初代(X253・2016年2月発売)から |
電気自動車や、一部のハイブリッド車などは対象外です。自分の車が対象になるかは、納税通知書の額か、都道府県の税事務所で確かめてみてください。
初代GLC(X253)のうち2019年9月以前に新規登録された車は、いまの標準税率ではなく、それより前の税率がかかります。中古で初代を買う時は、前年の納税通知書の額を販売店に見せてもらうと確実です。
中古でGLCを選ぶ方は、年式ごとの税金の違いも頭に入れておきましょう。狙い目の年式はベンツGLCの中古車の選び方で、初代と現行の見分け方は歴代モデル一覧でまとめています。
税金を年間の維持費でどう見る?
自動車税は毎年、重量税は車検の時にまとめて払います。1年あたりにならして考えると、維持費の予定が立てやすくなりますよ。
| 220 d SUVの税金の見方 | 額・区分 | 1年あたりの考え方 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 36,000円 | 毎年5月ごろに1年分 |
| 自動車重量税 | 1.5t超2.0t以下 | 車検の時に2年分。額を2で割って考える |
| 5年間の自動車税 | 180,000円 | 36,000円×5年 |
| 10年間の自動車税 | 360,000円 | 36,000円×10年(重くなる仕組みは含まない) |
AMG GLC 53なら、自動車税は5年で250,000円、10年で500,000円です。220 dとの差は10年で14万円になります。
『税金だけ見ると、思ったより安いかも』と感じた方もいるかもしれません。
そうなんです。GLCの維持費で差がつきやすいのは、税金より車検の部品代やタイヤ、燃料代のほうです。
燃料代の比べ方はベンツGLCの実燃費はどれくらい?で、年間の維持費の全体はベンツGLCの維持費は年間いくら?で見てみてください。
220 dの方は、税金とは別にかかるアドブルーの補充費用も予定に入れておくと安心です。

よくある質問
ベンツGLCの自動車税はいくらですか?
220 d、350 e、AMG GLC 43、AMG GLC 63 S E PERFORMANCEは年36,000円、AMG GLC 53は年50,000円です(2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率)。
ベンツは輸入車だから税金が高いのですか?
いいえ、自動車税と重量税の計算は国産車と同じです。排気量と車両重量で決まるので、2.0Lクラスなら国産車と同じ額です。
GLCのクーペはSUVより税金が高いですか?
自動車税は同じです。220 dならSUVもクーペも年36,000円で、重量税も同じ1.5t超2.0t以下の区分です。
GLCの重量税はいくらですか?
220 dは1.5t超2.0t以下、AMG GLC 53は2.0t超2.5t以下の区分です。エコカー減税などで額が変わるため、新車や車検の見積もりの額で確かめてみてください。
3月に新車を登録すると税金は得ですか?
1年目の自動車税の月割りは0円になりますが、4月1日の持ち主として5月に1年分が届きます。トータルで大きく得をするわけではないので、納車の時期は他の条件と合わせて決めましょう。
まとめ
- ベンツGLCの税金は、国産車と同じく排気量と車両重量で決まる
- 自動車税は220 d・350 e・AMG 43・AMG 63が年36,000円、AMG GLC 53が年50,000円
- 1年目の自動車税は、登録した翌月から3月までの月割り
- 重量税は220 dが1.5t超2.0t以下、AMG GLC 53が2.0t超2.5t以下の区分。額は見積もりで確かめる
- 長く乗ると、自動車税と重量税が重くなる仕組みがある





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